great britain

スピットファイア
Spitfire

スピットファイア

上:お絵かき掲示板 より。まるめろ氏の作品です。

 レジナルド・ミッチェルの設計による全金属製単葉引込み脚の液冷戦闘機。楕円形の主・尾翼を持つ流麗なフォルムが印象的である。また、空力的にも優れた設計である。
 1936年3月5日の初飛行以来絶え間ない改良が加えられた本機は、ロールスロイス・エンジンの進歩とともに大戦全期間を通して一線級の性能を保ち続け、主力戦闘機の座を譲ることはなかった。
 一方、航続距離が短いという欠点は最後まで克服されず、また、爆弾搭載量が小さいことから、長距離侵攻・対地支援・爆撃には不向きであった。
 基本設計は陸上戦闘機であったが、偵察型や「シーファイア」と呼ばれる艦上型等の派生型も生まれ、試作で終わったものの、水上機型も造られている。
 戦後も生産が続けられ、生産数は22,000機以上に達した。これはイギリス機としては史上最高である。

初期型

Mk.1
Mk.2
Mk.3
PR.Mk.4
Mk.5
Mk.6
PR.Mk.7
PR.Mk.13
60系マーリン搭載型

Mk.7
Mk.8
Mk.9
Mk.16
PR.Mk10
PR.Mk11
グリフォン搭載型

Mk.4 (Mk.20)
Mk.12
Mk.14
Mk.18
PR.Mk19
スーパー・スピットファイア

Mk.21
Mk.22
Mk.24
艦上型 シーファイア

Mk.1B
Mk.2C
Mk.3
Mk.15
Mk.17
Mk.45
Mk.46
Mk.47
その他

タイプ300
スピード・スピットファイア
水上機
複座練習機
略記号の意味
記号 意味 対応する翼形
F. 通常(中高度)型 *標準
LF. 低高度型 標準/切断
HF. 高高度型 標準/延長
FR. 戦闘偵察型  -
PR. 偵察型 標準
この略記号は正式な物である。
*F.Mk.7は延長翼を装着。
翼幅一覧
標準翼
11.22m
切断翼
9.80m
延長翼
12.24m


武装・主翼の相違(武装は全て翼内装備)

武装 翼形状 補助翼
A翼 ブローニング7.7mm機銃x8 標準
切断
延長
羽布張り
B翼 ブローニング7.7mm機銃x8
または
イスパノ20mm機関砲x2
ブローニング7.7mm機銃x4
または
イスパノ20mm機関砲x4

(110Kg爆弾x2または 225Kg爆弾x1)
標準
切断
延長
金属張り
羽布張り
C翼 イスパノ20mm機関砲x2
ブローニング7.7mm機銃x4

(110Kg爆弾x2または 225Kg爆弾x1)
標準
切断
延長
金属張り
D翼 無し
(翼内に250リットル燃料タンクx2)
標準 金属張り
羽布張り
E翼 イスパノ20mm機関砲x2
ブローニング12.7mm機銃x2
または
イスパノ20mm機関砲x4

(110Kg爆弾x2または 225Kg爆弾x1)
標準
切断
金属張り

文字化けを避けるため、ローマ数字の使用を控えました。

作成:どんべ
協力:胃袋3分の1氏・Yuji.Sasaki