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セバスキー XP-41　P-35 の発展型　二段二速過給器装備

　XP-41 は 1939 年に P-35 の発展型として開発された機体です。全体のイメージは P-35 そっくりですが主翼は完全に再設計され、脚は内側完全引き込みとなっています。エンジンには二段二速の機械式過給器を備えたプラット＆ホイットニー R-1830-19 を搭載しており、左主翼の付け根に吸気口が開口していました。
　XP-41 は高度 15000ft(4572m) で 323mph(519Km/h) の性能を発揮しましたが、並行開発された排気タービン装備の P-43 がより優れた性能を見せたため一機だけの試作にとどまりました。
(文・ささき)

緒元(XP-41)
製作1939年
生産数1
乗員1
全幅36ft(10.97m)
全長27ft(8.23m)
全高12ft 6in(3.81m)
主翼面積236ft2(21.9m2)
乾燥重量5390LBs(2445Kg)
全備重量6600LBs(2994Kg)
武装7.62mm 機銃×１＋12.7mm 機銃×１(機首)
発動機プラット＆ホイットニー R-1830-19 空冷14気筒 1200hp
最高速度323mph(519Km/h) 高度 15000ft(4572m)
実用上昇限度--
航続距離730ml(1175Km)

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