歩兵操典

第四篇 歩兵砲教練
第三章 戦闘
要則
  1. 第411
    歩兵砲中隊は中隊長を核心とせる志気結合の基礎なり。故に、中隊は中隊長の意図に従い、衆心一致良く攻撃精神を発揚し、歩兵戦闘の惨烈なる状態に耐克ち、其の精神的団結を保ちて火器の威力を最高度に発揚するを要す。
  2. 第412
    連、大隊砲は小隊を、速射砲は分隊を以って射撃単位と為す
    分隊は如何なる場合に於いても分隊長以下挙止恰も一体の如く戦闘す
  3. 第413
    疎開及び散開は機関銃に準ず