歩兵操典

第一篇 各個教練
第二章 戦闘
第三節 手榴弾の投擲
  1. 第66
    兵は沈着して好機に投じ正確に手榴弾を投擲し得るを要す
    手榴弾投擲の教育に方りては、其の進歩に伴い、各種の目標に対し、不整地、壕内、瓦斯内等に於いて実施し、之に習熟せしむるを要す
  2. 第67
    手榴弾の投擲に方りては、目標、地形地物等に応じ姿勢及び投擲法を選ぶ。此の際、潜進して不意に投擲し得ば有利なり
    数人にて投擲する場合に於いては概ね一斉に行う