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砲兵射撃教範
第一篇 射撃に関する定説
第五章 超過射撃の限界
第六十六
超過射撃に於て友軍に危害を与えざる為 目標と友軍との離隔度の限界は状況に依り一定し得ざるも 射弾の平均点を目標に導きたる場合に於て 曳火榴霰弾に在りては弾子散布の射距離公算躱避の五又は六倍を、榴弾に在りては射距離公算躱避の五又は六倍と破片の後方に及ぶ距離との和を隔つるを標準とす
第六十七
平坦地に於て野、騎、山砲の砲口前三百米以内に在りて我が射撃に対し 地形若は工事等の掩護を受けざる友軍を超過して射撃することは 成るべく之を避くるを要す
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