1.概要航空機用として日本陸軍が開発した最大口径の砲、口径75ミリ、全備重量740kg、初速720m/s、発射速度毎分20発であった。(キ109装備砲(八八式七糎高射砲)取扱法による。昭和19年12月29日陸軍航空審査部より)
2.経過昭和20年3月に審査終了し、四式重爆撃機(飛龍)改造戦闘機のキ109に搭載された。
3.使用状況
キ109は19年8月に1号機が完成し、19年末から3回B29の迎撃に飛び上がったが、1万メ−トルの高空ではB29を追跡するだけの速度を出せず、企画倒れに終わった。
- 4.その他 弾 薬
- 全備弾薬筒量 8.7kg
- 全備弾量 6.54kg
- 信 管 0.56kg
- 5.参考文献