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グラマン XP-65　F7Fの陸軍型

　XP-65 は失敗に終わった XP-50 の発展型として計画された機体で、海軍の F7F タイガーキャット双発単座戦闘機の陸軍型です。海軍仕様の F7F と異なりエンジンには排気タービンを装備し、武装は 12.7mm 機銃×４＋37mm 機関砲×２となる予定でした。しかし一機種の派生型で陸軍・海軍の要求を完全に満たすのは無理であることが予想され、グラマンは海軍仕様 F7F に注力することが決定したため XP-65 計画は 1942 年 1 月にキャンセルしました。
(文・ささき)

緒元(XP-65 予定性能)
製作--
生産数0
乗員1
全幅51ft 6in(15.7m)
全長45ft 5in(13.85m)
全高16ft 7in(5.06m)
主翼面積455ft2(42.3m2)
乾燥重量15943LBs(7232Kg)
全備重量21425LBs(9718Kg)
武装12.7mm 機銃×４(機首)＋37mm 機関砲×２(胴体下面)
発動機ライト R-2600 空冷18気筒+排気タービン 1700hp×２
最高速度427mph(687m/h) 高度 25000ft(7620m)
実用上昇限度42000ft(12802m)
航続距離825ml(1328Km)

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