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 ▼ニスが塗られていた?  ワタナベ 02/9/16(月) 12:40
   ┗提案  BUN 02/9/16(月) 14:01

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 ■題名 : ニスが塗られていた?
 ■名前 : ワタナベ
 ■日付 : 02/9/16(月) 12:40
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   N氏は当初、世傑1987/7で「・・・この飴色は”光沢ヲ有スルモノ・・・”と記されており、グロス仕上げ、つまりピカピカのツヤ有りであったこと。市販のプラモデル用カラーはいずれも半ツヤ、もしくはツヤ消しに近い光沢となっており、改めたいところ・・・」とされ、表面にニスが塗られていたことについては、触れていませんが、その後、世傑1995/11では「・・・表面にワニスを塗布した灰色塗装は、かなりの光沢を有する」として、コロッと見解を変えています。

コパイの零戦の場合も、永年にわたりさんざん自ら「2色迷彩」だと決めつけておきながら、近年の著書では「・・・一見2色迷彩のように見えるが、これは米軍が油を染み込ませた布で、ホコリ、汚れを拭きとったための現象」などと、いともあっさり自説を変えてしまっています。(読者に何の訂正もお詫びもなく)
N氏のこのような姿勢や、やり口が批判の対象(の一部)になっているのではないでしょうか?

ところで、上記の「ニス塗り」に関してですが、そもそもN氏が「(塩害から守る為)零戦にニスを塗った」とするのは、「96艦戦でその例があるから」と云う理由からだと思われます。 「96艦戦にニス塗りされたものがあった」ことが初めて発表されたのは、航空情報1971/9だと思いますが、執筆者の方のお話では(当時の搭乗員から)「銀色塗装がはげ易くて困るので、その上からニスを塗った」と聞いた、と云うことでした。 まぁ結果的に「塩害から守る」とか「表面保護」にはなったのでしょうが、元々は「銀塗装がはげ易かった」から「応急的な措置」としてニスが塗られたのであって、それからすれば「その必要」がない零戦に何でニスが塗られる「必然性」が有ると云うのでしょうか?
又、塗装屋の立場から云いますと、油性塗料とニスはきわめて相性が悪く、ニス自体の耐候性も油性塗料より格段に劣る為、金属の上塗りに使用するなどと云うことは考えられません。
これらのことから、私にはN氏がその場、その場で深く考察もせずに執筆しているとしか思えません・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 提案  ■名前 : BUN  ■日付 : 02/9/16(月) 14:01  -------------------------------------------------------------------------
   ワタナベさんは塗装関係の御仕事なんですね。
御仕事柄、御専門の分野という事もあるのでしょうけれども、論理的に御考えになる方だと思います。
せっかく別のスレッドを立てられたのですから、お気持ちはわかりますけれども、個人名を挙げての非難を繰り返すのではなく、その説く所をよく吟味して批判、議論して行くという事でしたらば、塗装の件のお話のみを続けたいと思います。

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