Page 47 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ヘリの代わりに無人艇では? satoski 02/4/13(土) 13:03 ┣機動力は不足しないの? 井中かえる 02/4/13(土) 15:37 ┣Re:ヘリの代わりに無人艇では? SUDO 02/4/13(土) 16:27 ┣無人艇かあ まなかじ 02/4/13(土) 19:27 ┃ ┗Re:無人艇かあ satoski 02/4/13(土) 23:28 ┣むしろ対潜ヘリを無人機化できないか? アリエフ 02/4/13(土) 22:07 ┃ ┣Re:むしろ対潜ヘリを無人機化できないか? SUDO 02/4/13(土) 23:15 ┃ ┗Re:むしろ対潜ヘリを無人機化できないか? だーくまたー 02/4/14(日) 1:41 ┣人命 R 02/4/14(日) 15:05 ┃ ┗無人化のメリット・デメリット アッサム 02/4/14(日) 19:29 ┗攻撃機能付ソノブイ にわとり 02/4/14(日) 16:27 ┗Re:攻撃機能付ソノブイ SUDO 02/4/14(日) 18:08 ┗Re:攻撃機能付ソノブイ にわとり 02/4/15(月) 23:23 ┗Re:攻撃機能付ソノブイ 大丈夫ですよ 02/4/16(火) 8:30 ┗Re:攻撃機能付ソノブイ 文谷数重 02/4/20(土) 10:52 ┗Re:攻撃機能付ソノブイ にわとり 02/4/22(月) 10:03 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ヘリの代わりに無人艇では? ■名前 : satoski ■日付 : 02/4/13(土) 13:03 -------------------------------------------------------------------------
護衛艦とヘリのコンビネーションが種々効果的であるということは判っていながら、航空機は整備・運用ともにカネがかかります。また船体のサイズも一定以上を要求し、小型化の障害となります。 そこで全長で6?7メートル程度の、シーステート5だとか6でも運用できそうな(SWATH? ホバー?)、VDSと短魚雷を搭載した対潜無人艇を代わりにつくって護衛艦に搭載、運用してみるというのはどの程度現実的でしょうか? 無論、艇と母艦はデータリンクで結ばれてCECを可能にするものとしますが、艇自身にもそれなりの信号処理機能をあたえて(ペン4の2GデュアルのWSを二三台積んだらなんとかならないかな(笑))、ある程度の自律作戦能力も持たせるものとします。 ダッシュの再来のようにも見えますが、ヘリと違って長時間に渡る対潜監視を実施できる点は結構おいしいように思います。ただ対潜任務限定になるかもしれないのは痛いところかも知れません(もっとも、パッケージとしてSSMのキャニスタを搭載できる架台を設ければ、遠隔発射台としての運用も可能なので水上戦でも使えるかも)。 |
現代の対潜戦には詳しくないのですが、無人艇も所詮フネですからヘリに比べて速力がかなり遅いのでは? それでは時間当たりの捜索面積が減り、それを補うために多数積み込めば運用も重量その他もヘリを搭載したのと変わらなくなるのでは? |
> そこで全長で6?7メートル程度の、シーステート5だとか6でも運用できそうな(SWATH? ホバー?)、VDSと短魚雷を搭載した対潜無人艇を代わりにつくって護衛艦に搭載、運用してみるというのはどの程度現実的でしょうか? 小型の艇が外洋でまともに行動できるのですか?(ましてや荒れた海で) また揚陸艦等を見れば判るように母艦には発進回収のための特殊な機構が要求されます。それこそヘリ積むよりも厄介ではないですか? 先ずはご自身が上げた用語等がどういう物なのかをしっかりと確認してみましょう。 |
もう、無人というあたりで既にダメそうな気がします。 また、ヘリは母艦からの距離を大きく取れる、位置の変換が恐ろしく迅速である、よほどのことがなければその移動は潜水艦側に察知されない、搭乗員が自分の頭で考えることができる、と無人艇に対して今さっと思いつくだけでもこれだけの利点があります。 これに対して無人艇は水に浮かんでいるから航続力の心配が要らない、という一点だけのような気がします。 6〜7メートル級の小型艇ですから、外洋行動能力はかなり限られます。 整備、価格、取扱いの利便に目をつぶってカタマラン船型などにしてみても、木の葉のように揺さぶられるのはかたいところです。人間だけならカッターでもなんとかなりますが、ソナーや魚雷のプラットフォーム、しかも無人システムとしてはどんなもんでしょうか? また、ボートダビッド、あるいは小型デリック程度の揚収設備でなんとかしちゃおうという意図のようですが、精密機器搭載の無人艇をそんなふうに扱っちゃって大丈夫なのでしょうか。 それを計算に入れて設計するとはいっても、ヘリ1機と同等の戦術能力を出すのには数隻以上を投入する必要がありそうです。 これの発進揚収、および整備格納を考えると、ヘリを装備するのと同等以上のリソースを母艦に要求することになるのではないでしょうか。 |
ううむ。やはり諸事考えると、全然現実的ではないという結論になりそうですねえ(汗 確かに6?7メートル程度の大きさでは、荒れた日本海で運用するのは如何にも無謀にも思います。 ヘリ&船、というのが一番ということになるんでしょうね、少なくとも現在の技術水準では。 |
質問の趣旨からずれてしまいますが、無人機が進化しつつあり爆撃をもこなせるようになってきている状況を見ると、将来、無人対潜ヘリが出てくるのではないかと思いますが。ヘリではないが、米海軍は無人攻撃機を試作・実験中だし。 現在の対潜ヘリより小型で同等の機動力を持ち、母艦からの指示でソノブイ投下や対潜攻撃等のミッションをこなすと共に、データリンクで逐一状況を報告してくるというもの。 問題は、無人ヘリの信頼性、ECMによるデータリンク妨害への対処、それにコストだろうけど。 ただ、無人小型艇よりは有効に機能すると思います。それにしても、近い将来、空母等の水上艦艇に搭載される航空機の相当数が無人機化される日がやってくるのだろうか? |
ここで問題になるのは、艦載ヘリを艦艇の従属物とみなすのか、艦他の従属物とみなすのかという点です。 以前の水上機と巡洋艦の時もそうでしたが、艦隊という単位で考えるべきなんですよ>海上自衛隊の88艦隊とかですな。 無人ヘリでもUAVでも良いのですが、それは艦艇の遠隔武装としてはそれなりの可能性を持ったものになると思いますが、艦隊という戦術単位で見た場合果たして効用はあるのでしょうか? 艦隊に所属する個艦の戦闘能力の拡大ではあっても、それが艦隊というシステムに何らかの新しいものを加える物になるとは私には思えません。そして海軍というのは基本的に艦隊単位で考えるべきものではないかと考えます。 もっとも、昨今のような優れた戦術統制システムを用いれば艦隊全体でそれを有効活用する方向もあるとは思うのですが、リンク切れたらそれまでという事を考えると所詮は搭載母艦の使い捨てセンサーの延長にしかならないかと・・・。(UAVに何処までのことを期待するのかということにもなりますが・・・) |
> 将来、無人対潜ヘリが出てくるのではないかと思いますが。 既にDASHと言う無人対潜ヘリがありましたね、駄目になっちゃいましたけど。 ただ、たとえば魚雷ならアスロック等で飛ばした方が有効のような気がします。 曳航型のソナーなど継続に意味のある装備ならいけるも知れませんね。 |
無人化のメリットは人命重視と考えれば理解できます。 アメリカは熱心に無人攻撃機を開発してるようですしね。 確かに新たな戦術は生まれないと思いますが アメリカやイスラエルのように実際に戦闘に直面している 国家であれば開発するかもしれませんね。 ただ、遠隔武器として考えると難しいかも。 アメリカが兵器のリーダーシップを取っている限りは これからの時代は「無人化&自動化」へ進むでしょうね。 |
> 無人化のメリットは人命重視と考えれば理解できます。 > これ以外のメリットとして、まず挙げられるのが、人手に よって運用する際に必要なリソース(居住、生命・衛生維持 等)を、浮かすことが出来る点にあると思います。 例としては、兵器の稼働率の向上(要員の休養が減るため)、 空間の節約(それまで人のために利用されていたスペースを、 他の機材のためのスペースにあてたり、あるいはそのスペース の分だけ小型化することが可能。小型化は、低性能エンジンに よる高性能化、被弾率の向上などに結びつく)、性能制約緩和 (特に加速度など)、要員育成に要する時間・費用の削減などが あります。 無人化した場合のデメリットとしては、多目的な任務に運用 しにくい(人と違い、機械は柔軟な判断が難しいため。また機材 の装備を他に運用出来なくとも、人間の場合は人力でも多目的に 行動可能な分、汎用性がある。)、冗長性が乏しい(運航中に機材 の故障が起こった際に、有人の場合だとある程度の修理が可能で も無人化した機材ではそれが不可能な場合、その分だけ稼動信頼 性が低下することが考えられる)ということが挙げられます。 任務や運用する状況によっては、このメリット・デメリットの 程度が違うし、またそれに伴い有人化・無人化それぞれでの所要 コストも違ってきます。 |
潜水艦攻撃機能を持たせたソノブイはどうでしょうか?海域にばら撒いてソノブイとして働くとともに、近くの艦船、航空機からの指令により最適位置のソノブイが潜水艦を攻撃。対潜哨戒機等で等間隔にばら撒いておけば機雷と同じ効果が期待できます。ただし高価なのであとで回収。形としてはセンサー付の魚雷が縦にプカプカ浮いてる感じ。 |
浮遊機雷は違法だったと思いますよ。 それに航空機で広い範囲に散布したら回収も大変ですし、間違えて作動したら回収作業で被害が出ます。 |
> 浮遊機雷は違法だったと思いますよ。 すっかり忘れてました(笑)。スレッドを見て思いついたものなので細部は煮詰めていません。 |
> > 浮遊機雷は違法だったと思いますよ。 > すっかり忘れてました(笑)。スレッドを見て思いついたものなので細部は煮詰めていません。 攻撃機能付きソノブイは浮遊機雷ではありません。 それに後で(高価だからとしつつも)回収することが前提だし。 |
とおりすがりですが、一言 実際に浮遊はしませんが、沈底型としてCAPTER機雷というものが存在します 具体的な写真は未見ですが、ジェーンの水中武器システム年鑑によると φ533×3700ミリ 0.9トンのセンサー付短魚雷コンテナで(中身はMK46) 水上交通の激しい海峡でも敵潜水艦だけを攻撃できる、と米海軍は言っているそうです 空中からの投下も可能ですので 浮力を調整し、ブイをつければ一応標題のシステムは作れると思いますが 回収は難しそうです (訓練時の魚雷の回収は難しく、回収専門の艦艇を作る例もあります) 標題システムは選択して攻撃する兵器ですし、 管制できなくなった段階で無力化するようにすればさせれば 浮遊機雷となる問題はないと思います むしろ、「水面下ぎりぎりにある1トンの燃料付漂流物」という点で クレームが発生しそうです |
色々レスありがとうございます。回収についてはGPS搭載を想定していたので、機雷掃海よりは簡単だろうと言う考えです。 せっかくいろんな意見をいただいたので、斜め銃を搭載する気持ちでコンセプトを変更してみます。短魚雷を搭載した沈底機雷は知っていましたが、搭載するセンサーはかなり限定的なものになると思います。そこで、短魚雷搭載沈底ないし係維機雷から、水面までブイでアンテナを伸ばし、各種情報のやり取りをして攻撃と言うのはどうでしょうか?もう あるのでしょうか? |