Page 44 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼PDW用の新型弾薬の将来性 satoski 02/3/29(金) 1:11 ┣新技術の裏に商魂の香り ささき 02/3/29(金) 4:27 ┃ ┗Re:新技術の裏に商魂の香り satoski 02/3/30(土) 10:29 ┃ ┗確かにそうですけれど・・・。 紅葉饅頭 02/3/30(土) 20:48 ┃ ┗Re:確かにそうですけれど・・・。 satoski 02/3/30(土) 21:40 ┃ ┗Re:確かにそうですけれど・・・。 satoski 02/3/30(土) 21:44 ┗フランジブル弾の発展型に移行する。 軌跡の発動機?誉 02/3/31(日) 13:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : PDW用の新型弾薬の将来性 ■名前 : satoski ■日付 : 02/3/29(金) 1:11 -------------------------------------------------------------------------
FNのP90にはじまり、そしてつい最近ではHKもMP7の名前でPDWを売り出していて、そのそれぞれが(その他にもあるかも)新型の高貫通力+高停止力を謳う新型弾を使用しています。 ですが現在のところ、.223弾や旧ソ連の5.45mm弾が十分すぎるほど普及しロジ面から考えれば圧倒的に有利、かつガンのサイズもコマンドタイプなどになればSMGとほぼ同大、そして(特に)米国市場ではこれら潜在的キラーコップ弾は民間市場への進出はあり得ない(政治的に正しいだけの施策ではありますが)、となれば、新型弾薬は結局一部での流通にとどまり、主流とはなり得ないように思いますがみなさんのご意見は如何でしょう? (10mmのケースとネックダウンした.224弾は民間にもでるのかな?) |
> ですが現在のところ、.223弾や旧ソ連の5.45mm弾が十分すぎるほど普及しロジ面から考えれば圧倒的に有利、かつガンのサイズもコマンドタイプなどになればSMGとほぼ同大、そして(特に)米国市場ではこれら潜在的キラーコップ弾は民間市場への進出はあり得ない(政治的に正しいだけの施策ではありますが)、となれば、新型弾薬は結局一部での流通にとどまり、主流とはなり得ないように思いますがみなさんのご意見は如何でしょう? 私は実用上、M655 カービンや AK74SU などのショートライフルで 充分だと思っています。銃も弾薬も安価で大量に出回っており、 メインライフルと弾薬・部品・操作性の互換性があり、射手の再教育も 必要ありません。 でも、銃器弾薬メーカーはそんな事言ってたら商売にならないから 色々凄いことを言って新製品を売り出してくるのだと思います。 彼等の言うとおり拳銃弾とライフル弾の隙間に需要はあるのでしょうが、 それは独自カテゴリの商品を確立できるほどの隙間なのでしょうかね? 鳴り物入りで登場して消えて行った 22 レミントン・ジェット、 41 マグナム、10x25Auto なんて前例にはこと欠きません。 ・従来型の銃・弾薬は(不法コピー生産も含めて)市場に氾濫している ・次世代型の銃・弾薬(ケースレスなど)はまだ実用化できない ・それでも新製品を開発して売らなければ商売にならない という苦し紛れのメーカーの論理が見えるような気がします。 |
> 彼等の言うとおり拳銃弾とライフル弾の隙間に需要はあるのでしょうが、 > それは独自カテゴリの商品を確立できるほどの隙間なのでしょうかね? > 鳴り物入りで登場して消えて行った 22 レミントン・ジェット、 > 41 マグナム、10x25Auto なんて前例にはこと欠きません。 そう。この辺の弾が頭に浮かぶんですよ。 結局同じ事になるのではないのかな、と。 > ・従来型の銃・弾薬は(不法コピー生産も含めて)市場に氾濫している > ・次世代型の銃・弾薬(ケースレスなど)はまだ実用化できない > ・それでも新製品を開発して売らなければ商売にならない > > という苦し紛れのメーカーの論理が見えるような気がします。 そういう側面は確かにあるでしょうね。 あれだけ合併吸収の動きの激しい業界でもあるわけですし、なんらか新しいものを打ち出してゆかなくてはやっていけないのかも知れません。 |
これらPDWのウリは防弾チョッキは貫通するが人体は貫通しない。 あとこれはCQB機材全般に共通することですが、でかい音を出さずに敵に位置を発覚するのを防ぎ、同時に人質に無用のストレスを与えないものだったと思います。 で、例えばGSG9(国境警備隊第9部隊、独の対テロ部隊)なんかはP90やPDWをけってPDWと同じH&KのG36Cを使っています。がアサルトライフル弾薬といえど 銃身の短縮化は発射音の増大を招くことはXM177の銃口部のフラッシュ・ハイダーの大きさが証明していますし、アサルトライフルの強力な威力では防弾チョッキ+犯人を貫通してその後ろの人質に、という可能性がでたりはしないのでしょうか? 完璧にただの質問と化してますが、これらの問題が(もし)残っているならPDWも発展はしないまでも銃器界の隅に位置し続けるのではないでしょうか。 |
> これらPDWのウリは防弾チョッキは貫通するが人体は貫通しない。 > あとこれはCQB機材全般に共通することですが、でかい音を出さずに敵に位置を発覚するのを防ぎ、同時に人質に無用のストレスを与えないものだったと思います。 > > で、例えばGSG9(国境警備隊第9部隊、独の対テロ部隊)なんかはP90やPDWをけってPDWと同じH&KのG36Cを使っています。がアサルトライフル弾薬といえど > 銃身の短縮化は発射音の増大を招くことはXM177の銃口部のフラッシュ・ハイダーの大きさが証明していますし、アサルトライフルの強力な威力では防弾チョッキ+犯人を貫通してその後ろの人質に、という可能性がでたりはしないのでしょうか? > > 完璧にただの質問と化してますが、これらの問題が(もし)残っているならPDWも発展はしないまでも銃器界の隅に位置し続けるのではないでしょうか。 音の問題といいだすと、おそらく救出部隊側のショックエフェクト全てが否定されることになりかねないかと愚考します。スタングレネードなんてとんでもない、と。 あさるとライフルの強力な威力…という点についても、ならばなぜMP7用の弾薬がそもそも種々あるのか、という事になってしまうかも知れません。スプーン弾丸なんていらないじゃん、とね。 すいません、まぜっかえしじゃないんですが、やはりこの辺メーカーの宣伝文句なのかしらなんて思ったりするのです。 そういいつつ一部のニーズにはやはり適合するのかなとも思ったりもして(イチロー氏の「M4がベストというから使うのではなく、他にないからとりあえず使うかというところである」というのもうなずける言葉であるので…。 結局、「主流たりえるか」という私の最初の設問自体が無理があるとも思います。結論だしにくい言い方でありますから…。 |
> あさるとライフルの強力な威力…という点についても、ならばなぜMP7用の弾薬がそもそも種々あるのか、という事になってしまうかも知れません。スプーン弾丸なんていらないじゃん、とね。 ととと。 言い方がまちがってました。 「スプーン弾丸なんていらないじゃん、とね。」 じゃなくて、 「従来の弾薬にスプーン弾丸を追加すればすむ問題じゃん、とね」 でした…。 |
>.新型弾薬は結局一部での流通にとどまり、主流とはなり得ないように思います 一部での流通どころか、いずれ消滅するでしょう。 小口径高速弾は、弾頭が軽量の為、 遠射性が劣り有効射程が短めですので、正規軍の小銃弾としては、現行.223& 5.45mmが小口径化の限度と思われます。 FN90 5.7mmX29に代表されるPDW特殊弾なら、なおさら中途半端な射程であり、 ”拳銃弾と小銃弾の中間的威力と射程、小型化された銃の取り扱い性”とは言うものの、 .223&5.45mm弾使用の短小型で補完可能です。 では、治安警察的対テロ特殊部隊用として、生き残るか?となると、これも期待薄です。 現在の各国の対テロ特殊部隊が将来希望する(研究中)の弾薬の方向が、従来の、 ”単純に防弾チョッキを比較的近距離で貫通するだけを考える”単機能から、貫通後には、 他に危害を及ぼさない。つまり ”防弾チョッキは確実に貫通し、且つ、ターゲット内で停弾し 貫通後の流れ弾にならない事。”という多機能を考える様になって来ています。 satoskiさんは、頭初の発言 「これらPDWのウリは防弾チョッキは貫通するが人体は貫通 しない。」より、この辺は、理解なさっていますね。 しかし、現実のこれらの弾丸は、第2の機能通り、都合よく停弾しているとは言い切れません。 その時々、神のみぞ知る。 この様な虫がいい要求に対する1つの回答が、”フランジブル弾”の発展型です。 {Frangible:各人、自分で辞書引いて意味を理解して下さい} フランジブル弾は本来、屋内射撃練習用弾薬ですが、この多機能条件を満たす弾として注目され、発射薬をホットロードとし、弾頭構造を工夫した物が、世界の弾薬メーカーで、密かに研究され始めました。 (弾頭構造を工夫した: 早い話、セフティ・スラグ弾的な構造です。=粒弾充填弾。過去のAnsQ参照) セフティ・スラグ弾のリバイバル的な方向だと考えて下さい。粒弾充填と言っても、合成樹脂等でモールディングされているところが、フランジブルの工夫なところです。 時代を反映し、鉛フリー化は当然です。 この弾は、粒弾充填がパワーの味噌ですので、小口径軽量化には、不向きです。 むしろ、小口径化より、従来の9mmParaに代表される拳銃弾に応用しようと各社、研究開発中と言えるでしょう。 そして、この弾は正規軍の小銃・拳銃弾薬として、採用・使用しても、機能上差し支えない事が 言えます。 (1899年ハーグ条約ダムダム弾禁止条項にスレスレで、解釈に問題残しますね。鉛フリーだからと逃げ切れるか?) ”フランジブル弾”の発展型は、対テロ特殊部隊関係のみならず、密かに各国の陸軍小火器弾薬関係者にも、注目されているのが現状です。 それと、スプーン・ヘッド弾は、あの程度の形状では、それほどの侵徹偏進効果は有りません。 スプーン・ヘッド付きの弾丸は、高速回転しているわけですよね、つまりドリリングしているのと同じだけの事です。 かえって、飛翔弾道に悪影響。 元々、軟質物体を侵徹中の弾丸は、軟質物を排除しながら進行するわけですが、その際、弾全体が受ける抵抗の低い方向へ偏進します。 つまり弾頭は軟質物の少ない方へ、偏進します。 以上、でっち上げフィクションでした。 棒秘 |