Page 322 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼戦闘機の未来 JBS 10/3/27(土) 12:15 ┣Re:戦闘機の未来 SUDO 10/3/27(土) 13:16 ┣無人戦闘機 おうる 10/3/27(土) 22:05 ┣Re:戦闘機の未来 ささき 10/3/28(日) 9:15 ┣Re:戦闘機の未来 JBS 10/3/28(日) 10:00 ┗Re:戦闘機の未来 連 公徳 10/3/29(月) 21:55 ┗Re:戦闘機の未来 アリエフ 10/3/29(月) 22:32 ┗有人戦闘機の未来・昔のガガーリン少佐 連 公徳 10/4/3(土) 18:36 ┗Re:有人戦闘機の未来・昔のガガーリン少佐 アリエフ 10/4/4(日) 23:39 ┗有人戦闘機・爆撃機は・・・ 連 公徳 10/4/10(土) 12:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 戦闘機の未来 ■名前 : JBS ■日付 : 10/3/27(土) 12:15 -------------------------------------------------------------------------
爆撃機ではB-70、B-1、B-2と開発費高騰で、アメリカ・ロシア以外では結果としてその任務を戦闘機/攻撃機がその任務を肩代わりするようになりつつあり、恐らく爆撃機というカテゴリそのものが消滅していきそうな雲行きです。 戦闘(攻撃)機についても、F-22は生産が止まり、F-35は開発費高騰中、ロシア系は資金難と、もはや戦闘機は一国では開発できないくらいの巨大な資金を必要とするようになりました。 このままでは、早晩、戦闘機の装備そのものを諦める国が出てくるのではないかと思います。すでにフィリピンなど、それなりの規模の国でも実例があります。 もちろん、任務の変化もあるのですが、ハードウェアとして、戦闘機が持てないという状況になりつつある現在、世界はどういう方向に向かうのでしょうか。 北朝鮮のように地対地ミサイルにリソースを集めたり、またその対応でMDのようなシステムが進化していくのでしょうか。 乱暴な議論ですが、諸賢の見方をお伺いしてみたく。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; SLCC1; .NET CL...@d240099.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp> |
Mig21の再生機とか、高等練習機級の軽量級戦闘攻撃機等の、比較的安価な機材は別途存在します。 第一線の本格的戦闘機は性能が重要なので今後も開発高騰や別の何かで置き換えといったことは考えられますが、戦闘機には平時の領空侵犯対応といった任務も存在し、これはミサイルではちょっと代替しがたいですよね(しかし飛行性能なんぞセンチュリーシリーズ世代でも間に合わなくも無い) いわゆる有人汎用戦闘機は第一線で殴りあうものから外れていくかもしれません。つまりF22的な最高性能最強戦闘機は廃れるかもしれません。でも有人戦術機は大それた性能を求めない代わりに、今後も存続していくでしょう。 たとえは悪いですが、歩兵の小銃が陸軍の本格戦闘における第一線中核装備では無くなり、でも絶対に必要で、また低中強度の戦闘ではそれなりに役割が残ってるといった程度の代物になったように。 <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.5.22 Version/10.51@p1144-ipbf2104marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
戦術偵察機は既に無人のラジコン機が実用化しており、一部は武装して対地攻撃任務にも対応。輸送機も高性能なAIによる無人化が研究されています。 自律飛行可能なAI機はやはり非常に高価になる可能性がありますが、乗員の訓練が不要になるため、有事の戦力増備が容易になり、人件費も抑えられるため、高級高価な有人高性能機を配備し続ける場合に比べるとメリットが出てくるかもしれません。 安価な戦術ラジコン機は間違いなく増えていくでしょうし、それらを駆逐する機材は必要になるでしょう。しかし、それらに高価かつ高性能な一線級有人戦闘機を投入するにはコストパフォーマンス的にも良くないでしょうし、低速小型なプロペラ機への対応は却って困難かもしれません。 そこで長大な滑走路や乗員の訓練施設・訓練期間も必要としない無人戦闘機(駆逐機と呼ぶべきか)が登場するのではないでしょうか? 当初はラジコン偵察機で、偵察任務や哨戒攻撃任務を遂行中に敵ラジコン偵察機と遭遇したらそれに対応できるように改良。 輸送機用AIが実用化されれば、偵察機・攻撃機等へも転用され、ラジコン機ではできなかった大量投入が可能になり…大量投入される敵無人機に対応するために駆逐任務に特化した無人戦闘機が登場。 無人戦闘機の性能向上が図られ、有人機と比べ遜色が無くなり、やがて有人機では有人であるがゆえに出来ない空中機動(比較的長い連続高G旋回やマイナスG旋回等)が可能になり… AI機はまだ基礎研究の段階ですが、ラジコン偵察機自体はパレスチナのハマスが自力開発に成功している位ですから、ラジコン攻撃機、ラジコン駆逐機までなら開発するのは発展途上国でも可能だと思います。そこから無人戦闘機に発展するかどうかは未知数ですが…高級高性能な戦闘機とは別の系統として発展していく可能性はあるのではないでしょうか? <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.2.2) Gecko/20100316 Firefo...@FL1-118-108-122-51.tcg.mesh.ad.jp> |
> 爆撃機ではB-70、B-1、B-2と開発費高騰で、アメリカ・ロシア以外では結果としてその任務を戦闘機/攻撃機がその任務を肩代わりするようになりつつあり、恐らく爆撃機というカテゴリそのものが消滅していきそうな雲行きです。 人間が地べたを這いまわって鉄砲や大砲を撃ちあう戦争の形態が続くかぎり、空から敵状を視察したい、空から敵を先制攻撃したいという要望はあり続けるでしょうし、それを阻止する能力もまた求められ続けるのではないでしょうか。 絶滅しつつある「爆撃機」という機種はいわゆる戦略爆撃機、しかも冷戦時代に本気で核兵器を使うつもりで作られた核爆撃機であり、この機種の存在意義は ICBM の実用化によって一度は消滅しています。それが残ったのは半分は搭載量の大きな戦術支援機としての価値であり、半分は戦略爆撃航空団の組織的自己保存の欲求だったのではないでしょうか。 > 戦闘(攻撃)機についても、F-22は生産が止まり、F-35は開発費高騰中、ロシア系は資金難と、もはや戦闘機は一国では開発できないくらいの巨大な資金を必要とするようになりました。 敵が爆撃機(攻撃機)を繰り出すならば、それを阻止する何らかの手段が求められます。また自軍が攻撃機を繰り出すにあたっては、敵の阻止手段を無力化する手段が求められます。いわゆる戦闘機…制空戦闘機という機種は「いかなる空中脅威とも戦い圧倒し得る」という能力を持つことで、その両方の任務を果たし得る手段として重宝されてきました。 しかしこの「いかなる空中脅威も圧倒し得る」という要目は、戦闘機の高性能化に伴い恐ろしく困難で高価につくものになってしまいました。確かに高性能であることは望ましいことですが、それを揃えるための出費で守るべき母国が破産してしまうようでは本末転倒です。しかも現実にそんな高性能機が必要なのかと問われれば、「いつか必要になるかもしれない」という可能性があるだけ。そんな「もし」のために膨大な国家予算をつぎ込むわけにはゆかない、という事情が、世界中で次世代戦闘機計画の遅延、縮小、キャンセルを招いているのではないでしょうか。 > このままでは、早晩、戦闘機の装備そのものを諦める国が出てくるのではないかと思います。すでにフィリピンなど、それなりの規模の国でも実例があります。 > > もちろん、任務の変化もあるのですが、ハードウェアとして、戦闘機が持てないという状況になりつつある現在、世界はどういう方向に向かうのでしょうか。 > 北朝鮮のように地対地ミサイルにリソースを集めたり、またその対応でMDのようなシステムが進化していくのでしょうか。 戦略爆撃機と制空戦闘機の行き詰まりを、「有人軍用機」という機種全体の衰退につなげるのはいささか早計ではないかと思います。SSM にも SAM にも存在価値はあり、今後も改良は続いてゆくでしょうが、戦場で求められる航空戦力のすべてを置換し得るには至っていないと思います。たとえばヘリコプターで降下歩兵部隊を送り込むにあたって SSM で対地支援、SAM で上空支援を提供するわけにはゆかないでしょう。 無人機は有人機とミサイルの隙間を埋める存在で、今後も両者の任務を少しづつ置換してゆくでしょう。現状ではまだ自律型(ロボット)は判断能力や柔軟性が低く、誘導型(ラジコン)はECMによる能力損失を完全に排除できない制約がありますが、ハイブリッド的なもの(ラジコンで大まかな任務を伝えれば、その後の行動は自律判断で行う)が登場するのは長くかからないと思います。 では有人機は何をすれば良いかと問われれば…そうですねぇ、今後ますます複雑化多様化してゆく世界のなかで、戦場が散発的に薄く広く発生し、短時間で移動し消えてゆくようになるのではないかと思います。そのような戦争形態において、有人機が価値を発揮するのは「生身の人間が乗っている」ことによる高い柔軟性でしょう。 その価値を最大に生かすのは「どんな敵機にも勝てる超すごい超音速戦闘機」よりも、むしろ「必要とされる場所に何時でも何処でも出現する」神出鬼没の機動性かもしれません。すると F-35B のような S/VTOL マルチロール軍用機こそ、これからの有人軍用機のあるべき姿を示しているのではないか、と思います。 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.2) Gecko/20100316 Firefo...@adsl-76-243-64-144.dsl.lsan03.sbcglobal.net> |
皆様拙い議論にお付き合いいただき、ありがとうございます。 諸賢の一致するところは、有人戦闘機は当面なくならないが、 超高価格な最強戦闘機という形ではなく、何かしら形を変えていくだろうということだと読みました。 それでも、遠い未来の「最後の有人戦闘機」ってのは、昔考えられていたものより、ずいぶん貧弱なものになりそうですねえ。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; SLCC1; .NET CL...@d240099.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp> |
爆撃機の存在価値は、核兵器の可使用性と表裏一体と考えます。 核ミサイルの隠蔽性や精度がいまひとつの時代には爆撃機の存在は意味があった。 それらが向上すると、爆撃機無用論が出る。 しかし、核の可使用性に疑問が出ると、大破壊弾(例えば5000ポンドのバンカーB) の運送プラットフォームとしての爆撃機再評価が起きる。 有人戦闘機の場合は、対空ミサイルの性能との表裏一体関係が考えられるが、 現在のようにステルス技術が発達しつつあると、有人戦闘機必要論が 勢いづく。空軍幹部の、戦闘機に対する好意的なノスタルジアもアシストになる。 ステルス有人戦闘機を押さえ込もうとすると、その基地(空母を含め)を 一斉に、短時間のうちに破壊しつくす打撃力が要求されるが、果たして そのような打撃力整備にいったいいくらかかるのか?ということに 回答が出ないのだろう。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB720; .NET CLR 1.0.3...@110-132-214-86.rev.home.ne.jp> |
> 爆撃機の存在価値は、核兵器の可使用性と表裏一体と考えます。核ミサイルの隠蔽性や精度がいまひとつの時代には爆撃機の存在は意味があった。それらが向上すると、爆撃機無用論が出る。しかし、核の可使用性に疑問が出ると、大破壊弾(例えば5000ポンドのバンカーB) 精密誘導兵器の発達をも背景に、戦術核の有効性に関する疑問が30年余り前から言われてきているんですけど。そうした趨勢の中でも、戦略爆撃機戦力は英仏ではすでに絶滅、米ソでも相当程度縮小されてきているわけなんですが。 今や、ミサイルや戦闘爆撃機等、他の兵器では効果的に実行することが難しい任務において使用されているといった程度です。 > 有人戦闘機の場合は、対空ミサイルの性能との表裏一体関係が考えられるが、現在のようにステルス技術が発達しつつあると、有人戦闘機必要論が勢いづく。 より安価に量産できるステルスの無人攻撃機があれば、有人のステルス戦闘爆撃機はそんなに必要ではないという議論も成り立つのでは? >ステルス有人戦闘機を押さえ込もうとすると、その基地(空母を含め)を一斉に、短時間のうちに破壊しつくす打撃力が要求されるが、果たしてそのような打撃力整備にいったいいくらかかるのか?ということに回答が出ないのだろう。 基地、空母の破壊を目的とした精密誘導式長距離ミサイルが存在するわけなんですが・・ <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/532.5 (KHTML, like...@KD114018120253.ppp-bb.dion.ne.jp> |
> > 精密誘導兵器の発達をも背景に、戦術核の有効性に関する疑問が30年余り前から言われてきているんですけど。そうした趨勢の中でも、戦略爆撃機戦力は英仏ではすでに絶滅、米ソでも相当程度縮小されてきているわけなんですが。 > 今や、ミサイルや戦闘爆撃機等、他の兵器では効果的に実行することが難しい任務において使用されているといった程度です。 > 連:戦術核の有効性向上の技術革新は絶えず進められている。 威力不足の心配はない。むしろ威力過多の調整、小型化。 50年前の核砲弾、20数年前の中性子爆弾は生物殺傷目的・戦術核の発展版と 考えられる。 > > より安価に量産できるステルスの無人攻撃機があれば、有人のステルス戦闘爆撃機はそんなに必要ではないという議論も成り立つのでは? > 連:巡航ミサイルは、現代の「特攻機」とみることができる。 にもかかわらず、有人戦闘機、有人爆撃機の開発は停止しない。 > > 基地、空母の破壊を目的とした精密誘導式長距離ミサイルが存在するわけなんですが・・ 連:ICBM・戦略ミサイル潜水艦の全数を一気に破壊する能力は確立されていない のかも知れないし、仮に確立していたとしても、 先制核攻撃で相手を倒したとしても、倒した国も長生きはできない。 残った人間の恨みの総和をなだめる・あるいは押さえ込む技術は確立していない。 先に、「空軍幹部のノスタルジア」と書きました。 メンフィスベル爆撃クルーやガガーリン少佐の宇宙飛行が有人であったればこそ 祖国の英雄伝説ができる。 核兵器が存在してる間は、大国同士が全精力を賭ける戦闘はおきない。 その中で求められる最も重要な要素のひとつが、ショーアップ。 いかに空軍が奮闘したか、英雄的な飛行士が活躍したか、自軍の損害すくなく 敵に打撃を与えたか・・・戦闘を、政治の道具としてもてあそぶ時代に突入 しています。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB720; .NET CLR 1.0.3...@61-25-20-41.rev.home.ne.jp> |
> > 精密誘導兵器の発達をも背景に、戦術核の有効性に関する疑問が30年余り前から言われてきているんですけど。そうした趨勢の中でも、戦略爆撃機戦力は英仏ではすでに絶滅、米ソでも相当程度縮小されてきているわけなんですが。・・ > 連:戦術核の有効性向上の技術革新は絶えず進められている。威力不足の心配はない。むしろ威力過多の調整、小型化。50年前の核砲弾、20数年前の中性子爆弾は生物殺傷目的・戦術核の発展版と考えられる。 ま、高威力の戦術核の有効性に関する疑問に対する回答として、中性子爆弾や小型化技術が精密誘導兵器の進歩と組み合わさった形で進展してきてますね。そうした状況下で、戦略爆撃機戦力は漸減傾向にあるわけなんですが。長距離巡航ミサイル等の精密誘導兵器が有人戦略爆撃機に変わる、小型化された核兵器ないし通常兵器の運搬手段として。 それに貴方様の論理で行くならば、中性子爆弾等新型戦術核の導入によって戦術核は再び有効性を増したから、爆撃機不要論が強まったということになりますね。その傾向が現在に至るまで継続しているということですか? > > より安価に量産できるステルスの無人攻撃機があれば、有人のステルス戦闘爆撃機はそんなに必要ではないという議論も成り立つのでは? > 連:巡航ミサイルは、現代の「特攻機」とみることができる。にもかかわらず、有人戦闘機、有人爆撃機の開発は停止しない。 別に、有人ステルス戦闘機・爆撃機の機能をステルス無人攻撃機が全て代替できるとは一言も語っておりませんが。ただ、有人機より安価で信頼性もそう低くはない無人機が出て来た場合、有人機の開発は停止しないとしても、その必要度及び量的なニーズは相対的に低下するのでは? > > 基地、空母の破壊を目的とした精密誘導式長距離ミサイルが存在するわけなんですが・・ > 連:ICBM・戦略ミサイル潜水艦の全数を一気に破壊する能力は確立されていない のかも知れないし、仮に確立していたとしても、先制核攻撃で相手を倒したとしても、倒した国も長生きはできない。残った人間の恨みの総和をなだめる・あるいは押さえ込む技術は確立していない。 基地、空母の破壊において、通常兵器搭載の長距離ミサイルもそれなりの機能を発揮するんですけど。精密誘導技術で、数百キロ離れた地点から発射された巡航ミサイルで、バグダッドのイラク情報省の建物を攻撃できるわけですから。ま、最重要目標は敵軍の情報・通信・指令・管制機能ということになるでしょ。 先制核攻撃やら空軍幹部のノスタルジアなど、脳内幻想的なお話は無意味だという意見もありそうですが、別に私はどっちとも考えておりませんので・・ <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/532.5 (KHTML, like...@KD114018120253.ppp-bb.dion.ne.jp> |
アメリカ大統領声明に、非常にわかりやすい部分がある。 彼は、核兵器保有国に対しては核攻撃の可能性を述べている。 この場合でも、全面核戦争を選択しない。 敵の核戦力を一気に短時間で潰す技術や確信が担保されていない ことが1番だが、仮に全面核戦争で勝利しても、それは栄光ではない という程度の良識は持っている。 なにか見せしめに、重要目標をピンポイントで破壊し、すぐに 談合をはじめられる態勢づくりのために核戦力整備は進められるだろう。 これは、先の大戦で山本大将が真珠湾攻撃に期待した効用と似ている。 核軍縮は進むが、 一方で核開発も進んでいく。数ではなく、就役速度と精度向上目指して。 であれば、有人戦闘機・爆撃機は、いずれ核投射能力を捨てていくだろう。 核は、やむを得ず保有するが栄光ではない兵器・という認識が高まって いくから、精度の問題をクリアできれば有人である意味がなくなる。 次に、 非核国に対しては、通常戦力で攻撃する・と述べている。 これは国防産業の苦境を救出する意味が大きい。政治的なポーズが 最重要課題。 となれば、巡航ミサイルのボタンを押すだけではショーアップ効果が 低い。やはり「無敵の荒鷲」の演出が欲しい。 絶対敵に落とされず、任務を果たして帰還する空の英雄・F22の存在意義はある。 ビジネスとしてはセカンドラインも重要。F35。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB720; .NET CLR 1.0.3...@110-132-20-220.rev.home.ne.jp> |