Page 235 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼スクラップと実艦的、どっちが幸せ? NG151/20 06/8/31(木) 1:20 ┗The Boneyard ささき 06/8/31(木) 5:37 ┗Re:The Boneyard NG151/20 06/9/4(月) 0:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : スクラップと実艦的、どっちが幸せ? ■名前 : NG151/20 ■日付 : 06/8/31(木) 1:20 -------------------------------------------------------------------------
以前こちらで話題になった幸運艦、不運艦に関する質問です (明快な答えが出ないと思うので、議論ボードにしました)。 退役後の軍艦にとって、最も幸せなことはもちろん記念艦に なって余生を飾ることですが、それが叶わなかった場合、 解体されてスクラップになるのと、新兵器の実艦的になって 撃沈されるのと、どちらが幸運だと海軍関係者の間では 考えられているのでしょうか? その筋の著名人の発言なども紹介いただければ幸いです。 |
> 以前こちらで話題になった幸運艦、不運艦に関する質問です > (明快な答えが出ないと思うので、議論ボードにしました)。 > > 退役後の軍艦にとって、最も幸せなことはもちろん記念艦に > なって余生を飾ることですが、それが叶わなかった場合、 > 解体されてスクラップになるのと、新兵器の実艦的になって > 撃沈されるのと、どちらが幸運だと海軍関係者の間では > 考えられているのでしょうか? > > その筋の著名人の発言なども紹介いただければ幸いです。 アメリカのディスカバリー・チャネルで The Boneyard(だったと思う) という番組をやっていて、使役を終えた飛行機や船やミサイルの最後についていろいろと紹介されていました。空母の解体については「かくして解体された船は鋼材として再利用され、その一部は再びアメリカの防衛を担うことになるのだ」と紹介されており、一方で無人標的機として使命を終える F-4 ファントムは「戦士として生まれた飛行機が、戦士としての最後を遂げるのだ」と紹介されていました。 兵器であれ民生機器であれ、機械には想定された用途(任務)と寿命がありますから、任務を果たして寿命を全うすることが設計・製造・運用に関わった人達にとって最も「幸福」と思えることではないかな、と思います。 |
ささき様遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 私が、こんなことを考えたのは、昨年5月米空母アメリカが 実艦的となってバージニア沖で沈み、なお機密保持上の理由 (米空母は、フォレスタル以来基本構造が同じなので、攻撃 したい側が破壊状況を見れば、ヒントを与えてしまう)から 沈没箇所が公表されていないとの報を読んだからでした。 深海の海底で訪れる人もなく一隻淋しく朽ちていくアメリカ の姿が目に浮かび、一方で無残に切り刻まれて解体されていく コーラルシーの姿も「世界の艦船」で見ており、どちらが 不幸なんだろうと思ってしまったからです。 ささき様ご紹介の話し、特に >戦士として生まれた飛行機(F-4)が、 >戦士としての最後を遂げるのだ を読んで、スクラップも実艦的も戦士としての任務を全うする ことであり両者の優劣を対比したり、卑下すべきではないと 思い到りました。 改めて両艦に合掌、ご苦労様でした。 |