Page 16 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼独逸海軍Z艦隊計画は実現可能か? 烈風天駆 01/12/27(木) 22:27 ┣設問の補足 烈風天駆 01/12/27(木) 22:48 ┣Re:独逸海軍Z艦隊計画は実現可能か? SUDO 01/12/28(金) 17:58 ┣Re:独逸海軍Z艦隊計画は実現可能か? 勝井 01/12/28(金) 22:02 ┃ ┗着工ペースは 烈風天駆 01/12/29(土) 10:24 ┃ ┗Re:着工ペースは 勝井 02/1/14(月) 1:54 ┣Re:独逸海軍Z艦隊計画は実現可能か? 山家 01/12/29(土) 8:58 ┗Re:独逸海軍Z艦隊計画は実現可能か? TAKA 02/1/14(月) 18:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 独逸海軍Z艦隊計画は実現可能か? ■名前 : 烈風天駆 <cft02580@nyc.odn.ne.jp> ■日付 : 01/12/27(木) 22:27 -------------------------------------------------------------------------
以前「どっち」でちらっと書いた事なのですが、Z艦隊計画の実現性についてです。 議論の軸をおせっかいですが書いておくと 1、予定通り、1946年までに艦隊を整備できるか? 2、計画達成に絶対必要な物は何か? 2、その際、問題となる要素は何か? 無論、こんなもの無視して話をすすめてもらっても結構です。 初めての出題なので至らない点があれば補足願います。 |
> 以前「どっち」でちらっと書いた事なのですが、Z艦隊計画の実現性についてです。 > 議論の軸をおせっかいですが書いておくと > > 1、予定通り、1946年までに艦隊を整備できるか? > > 2、計画達成に絶対必要な物は何か? > > 2、その際、問題となる要素は何か? > > 無論、こんなもの無視して話をすすめてもらっても結構です。 > 初めての出題なので至らない点があれば補足願います。 なお、勝手ながら1939年9月時点での第二次世界大戦開幕は無かったものとします。 |
> 1、予定通り、1946年までに艦隊を整備できるか? 他に何もしないならできると思う > 2、計画達成に絶対必要な物は何か? > 2、その際、問題となる要素は何か? お金と周辺国の理解 |
>1、予定通り、1946年までに艦隊を整備できるか? 46年に整備完了ってことは、戦艦級は遅くとも43年までには起工しないと間に合いません。 つまり39〜43の5年間のうちに、戦艦6、巡戦3、空母2を起工しなければならない。 年2隻強。 無理とはいわないけど、かなりきついペースですね。 他にも巡洋艦以下の艦だってあるし。 予定はあくまで予定、もう1〜2年くらい遅れるんじゃないかと 思います。 |
> >1、予定通り、1946年までに艦隊を整備できるか? > つまり39〜43の5年間のうちに、戦艦6、巡戦3、空母2を起工しなければならない。 > 年2隻強。 私の判る範囲では、39年に起工した上記の艦種は「H」と「J」の二隻しか知りません。 しかも、戦艦「F」「G」空母「A」「B」をまだ抱えてますよね。 > 他にも巡洋艦以下の艦だってあるし。 基準2万トンオーバーの装甲艦が12隻… |
> 基準2万トンオーバーの装甲艦が12隻… こいつは3隻のO級巡戦に置き換えられたはず (最近、両方建造予定という記事も少しあるんで断定はしないけど) 実はさらに、シャルンホルスト、グナイゼナウの改装も入ってきます。 建造スケジュールですが、 O級巡戦は早期に就役させる必要ありとかで、 2.5〜3年で完成させる予定だったようです。 H級戦艦はビスの実績から考えても4〜5年はかかりますね。 |
私は、もし、WWIIが起きなければ、実現可能だったと思っていたのですが、どうも、 かなり難しいという雑誌記事を読んだことがあります。他で確認したいと思っているの ですが、まだ、確認できていません。どなたか、お教えくだされば、幸いです。 以下、ほとんど、その記事からの引用になります。 まず、造船業界の問題です。ワイマール時代、軍事関係の造船業界は休眠状態でした。 せいぜい小型艦を建造し、旧式艦の整備を行う程度だったのです。そこに、海軍は、新 技術の導入等(例えば、電気溶接方式の採用、これには大量の熟練溶接工の育成が必要 になります)を、要求したのです。造船所では、組立工も不足気味で、1939年初頭 の段階で、駆逐艦の建造計画は、平均3ヶ月遅れていました。従って、Z艦隊計画を、 実現するためには、造船業界の大規模な拡大を行う必要があると思います。 さらに、資源の問題があります。1938年当時、独の外貨準備高は極端に不足して いました。また、鉄鉱石、銅、ニッケル、タングステンといった軍艦の建造に不可欠な 資源は、多くを輸入に頼っていました。このため、資源の調達も、かなり困難です。 以上の問題を、何とか克服して建造しても、燃料の調達があります。1938年当時、 独は、710万tの原油を消費していました。Z計画艦隊を、運用しようとすると年間 600万tの原油が必要になるそうです。つまり、海軍だけで、平時の8割以上の原油 を確保しないと、Z計画艦隊は、計画どおりには運用できないことになります。そして、 1943年段階で、独国内の原油生産量は、約580万tで、残りをルーマニア等から の輸入約415万tに頼って、独が戦争を行った(この年、海軍は166万tを消費) ことから考えると、戦時に、Z計画艦隊が、額面どおりに運用できたか、疑問です。 そして、人の確保があります。1932年当時、独海軍は1100名の士官を基幹と し、将兵の総数は15000名でした。その後、再軍備に伴い、急激に規模が拡大して いきますが、史実でも熟練した将兵の不足に悩んでいたと思います。独駆逐艦が機関の 故障に悩んでいたのは、搭載した新型機関自体にも問題がありましたが、機関の整備を 行う乗員の練度不足もあった、と以前、何かで読んだ覚えがあります。従って、艦隊の 整備ができても、乗員の練度を上げて、実戦参加に問題の無いようにするのには、更に 数年かかるのではないでしょうか。 以上の問題点が、本当ならば、Z艦隊計画は、実現困難だと思いますが、まだ、私は きちんと調べられていません。間違いが多々あると思いますので、ご指摘ください。 |
私は以下の様に思いますよ! > > 1、予定通り、1946年までに艦隊を整備できるか? > (答)ドイツの国力なら不可能ではないでしょう。 > 2、計画達成に絶対必要な物は何か? > (答)平和→何故なら戦争状態になったら資源は輸入できないし (でもドイツの鉄資源は鉄鉱石はスゥエーデンから輸入だし、石炭は 自給できるからそんなに問題無いか〜、だから特殊な資源と石油だけ 輸入できなくなる・・)戦争になったら力の強い陸軍と政治力のある 空軍に予算を持って良かれてしまうから(史実どおり) > 2、その際、問題となる要素は何か? >(答)艦隊の建艦計画に非常時に5年も6年も時間かけてたら、 時代遅れになる!だから計画の内容自体が問題になる。 実際に「Z艦隊計画」は既存の2隻に戦艦と2隻の巡洋戦艦だけで (ビスマルク・テルピッツ・グライゼナウ・シャルンホルスト) だけで終わり、その余力でUボートを作りましたが、 ドイツ海軍にとってそれの方が良かったのでは?と思います。 |