Page 141 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼新・生物兵器(今考えた) 兵器開発担当 03/2/22(土) 0:14 ┣Re:新・生物兵器(今考えた) タイ駐在員 03/2/22(土) 0:52 ┃ ┣そう言えば・・ アリエフ 03/2/22(土) 1:18 ┃ ┃ ┗Re:そう言えば・・ 兵器開発担当 03/2/22(土) 13:31 ┃ ┣Re:新・生物兵器(今考えた) 農薬開発担当 03/2/22(土) 3:47 ┃ ┃ ┗Re:新・生物兵器(今考えた) アリエフ 03/2/22(土) 10:14 ┃ ┃ ┣Re:新・生物兵器(今考えた) SUDO 03/2/22(土) 13:13 ┃ ┃ ┃ ┣Re:新・生物兵器(今考えた) 兵器開発担当 03/2/22(土) 13:33 ┃ ┃ ┃ ┗卵ばら撒くとして・・ アリエフ 03/2/22(土) 13:39 ┃ ┃ ┗ウンカの利用について 農薬開発担当 03/2/22(土) 16:20 ┃ ┃ ┗Re:ウンカの利用について T216 03/2/22(土) 19:03 ┃ ┗実用化? 闇鍋 03/3/7(金) 21:53 ┗Re:新・生物兵器(今考えた) 早房一平 03/2/23(日) 1:30 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 新・生物兵器(今考えた) ■名前 : 兵器開発担当 ■日付 : 03/2/22(土) 0:14 -------------------------------------------------------------------------
えー…。なんでも、バッタの種類は2種類あるそうで…。単独で行動する緑色と、群れで行動する茶色の2種類です。バッタの大量発生により、農作物が食い荒らされるということがありますが、大量発生するのは茶色い方のバッタだそうです。 そこで、本題に入りますが…。この茶色いバッタをバラまくことにより!敵国の農作物に大打撃を与え!根本から敵をむしばむ!こちらはこちらで、無駄な戦いをすることもなく!かつ、戦費を最小限に抑え!えー…戦うことなく!敵国に勝つことが可能…であります。 バッタの飼育にかかるコストは、戦闘機を1機生産するよりも安上がりであります!(多分…) |
生物兵器一般に言える欠陥がありまして 1.効果が推定出来ない。 どこまで農作物に被害が広がるのか?(広げられるのか?) 逆にすぐ駆除されてしまう可能性はないのか? 使用前に効果が出来るだけ正確に推定できるのが良い兵器の条件です。 2.気象・環境条件に左右され易い。 設問のバッタの場合、何処でもどの季節でも大量発生する訳では ないですよね。使用条件に制約が多いのは頂けません。 3.輸送方法・手段が難しい。 生き物ですからミサイルに詰めて打ち込むのではその大半が 死んでしまいます。 また、バッタ数万匹の容積は相当なものです。輸送機で敵国の 農耕地域まで辿り着けるとは思えません。 4.自国へ被害が波及する可能性がある。 自国から遠く離れた国と戦争するなら大丈夫かもしれませんが そんな国は合衆国くらいなものです。 効果推測が確実で環境を選ばない兵器を多数保有していたら、 あえてそんな不確実なものに頼ろうという気にはならないでしょう。 どちらかというとテロ向きだと思われますが、3.の理由よりバッタは 不向きでしょう。テロ組織は輸送機も培養施設も持ってなさそうだし。 むしろ蚊の方が良いかも知れませんね。蚊を媒介する病気は多いですし。 (どちらにしろ先進国相手では効果がありません。理由は分かりますね。) |
「戦国自衛隊」や「地球0年」もやった田辺節雄の漫画で「蒼茫の大地滅ぶ」というのを思い出しますな。質問者の元ネタはそれだろうか? この作品では、バッタが中国北部から日本海を渡って東北に襲来し、洋上でエア・インテイクに入って自衛隊のファントムを墜落させるわ、東北の農家を壊滅させ食糧危機に追い込むわ、荒らしまわるわけですが・・ |
> 「戦国自衛隊」や「地球0年」もやった田辺節雄の漫画で「蒼茫の大地滅ぶ」というのを思い出しますな。質問者の元ネタはそれだろうか? いいえ。元ネタは、Ans.Qの「ガンダムを体長3、4メートルに縮めると…」です。 Ans.Qの「武器・装備関係」をクリックすれば、その話が出てきますので…。読めば、あぁ…なるほど…と思いますよ。 |
>2.気象・環境条件に左右され易い。 >3.輸送方法・手段が難しい。 >4.自国へ被害が波及する可能性がある。 稲の吸汁害虫ウンカのように、被害の広がりが一方通行の例もありますので、 立地と虫の選び方次第では、それなりの効果が得られないでしょうか?(大 陸で大発生するある種のウンカは季節風で日本に運ばれてくるが、冬を越せ ずにほぼ死滅するので、日本→大陸の移動はまずありえないらしい) 例えば、人工飼育したウンカを特定の季節に東シナ海上空で大量に放せば、 日本の稲作だけを壊滅させることも可能ではないかと思うのです。農薬で防 除が来るので、「1.効果が推定出来ない」との指摘は、まさしくその通りなん ですけどね。 |
> 例えば、人工飼育したウンカを特定の季節に東シナ海上空で大量に放せば、日本の稲作だけを壊滅させることも可能ではないかと思うのです。 それだけ大量のウンカが卵から孵って成虫になるまでに、壊滅される日本の稲作分に相当するだけの稲で以って人工飼育しなくてはならないのでは?人工飼育する方が食糧危機になってしまうかもね・・ |
その手の虫の卵を、風船爆弾みたいなものでばら撒くのはどうでしょうかね? |
> その手の虫の卵を、風船爆弾みたいなものでばら撒くのはどうでしょうかね? あ!!なるほど!!さすがSUDOさん! 卵をバラまくのは、ちと思い付きませんでした。 |
> その手の虫の卵を、風船爆弾みたいなものでばら撒くのはどうでしょうかね? 卵を大量にばら撒くとしても、その年の気象条件によって卵から成虫になるまでの生存率が変わってくるわけだし、要するに数か月程度の正確な天気予報ができないと効果が上がらないのでは・・去年の秋頃暖冬になるといってたが、見事外れたし。 それに農業試験場や大学農学部の専門家が撒き散らされた卵に気づき幼虫の段階で徹底駆除図るのではないだろうか。彼らの目を欺くことが必要。 もっと小さな細菌の類の方が使いやすいのではないかと思いますが・・松枯れ病の原因になっているのは、とある線虫だが、こういうのも使えないのかな。別に空中散布以外の方法でも良いだろうし。 |
>それだけ大量のウンカが卵から孵って成虫になるまでに、 >壊滅される日本の稲作分に相当するだけの稲で以って >人工飼育しなくてはならないのでは? 日本にたどり着いたウンカは、当年のうちに第二世代、第三世代と爆発的に増殖しますので、 飼育する国が、壊滅される日本の稲作分に相当するだけの稲を用意する必要はないと思います。 |
> 日本にたどり着いたウンカは、当年のうちに第二世代、第三世代と爆発的に増殖しますので、 > 飼育する国が、壊滅される日本の稲作分に相当するだけの稲を用意する必要はないと思います。 ウンカを始めとする長距離飛来性昆虫は、生息している場所の個体群密度が高くなると羽根の長いタイプを発生させて一部を他の場所に移動させ、その場所の個体群密度を下げて生き残りを図ります。(バッタなども同じです) その一部が偏西風にのって日本に飛来する訳ですが、裏を返すと元々の生息場所、つまり大陸にもこれらは広がるということで、一歩間違えると自分の飼い犬に自分の手を噛まれてしまいます。 自国の農民にはそれに対する方策を施しておく(つまりこれらに有効な農薬を予め配布しておくとか)という方法も考えられますが、何かの原因でそれが日本の手に入る可能性もありますし、ウンカが世代を重ねる内に突然変異を起こし、それらの農薬に対する抵抗性を獲得する可能性もあります。 また、このウンカが自然条件において普通のウンカと同様の増殖をするとは限りませんし、日本固有の生物との生存競争に勝てる保証もありません。 更に言うと、昆虫に全ての農薬に対して抵抗性を持たせることは出来ません。 実際の所、新しい強力な農薬に対して高い抵抗性を持つ昆虫は、古い農薬に対して意外に脆かったりすることがあります。 現在使われている農薬が効かないとなれば、有りとあらゆる農薬を使用してみるでしょうから、それに全て対応するのは難しいと思います。 既に述べられていますが、ウンカは日本では越冬できません。 そして、日本には備蓄米がありますから、その年の稲作に壊滅的な被害を与えても日本に対して決定的なダメージを与えることは出来ません。 また、これはこのウンカに対する研究時間を1年取れると言うことを意味しますから、翌年には何だかの対策を取られてしまう可能性があります。 (ウンカは日本で数世代をすごしますから採取は容易で、しかも飼育も簡単ですから冬でも研究可能です) また、日本にはウンカ類に対する監視網が張り巡らせられていますから、見たことのないウンカが捕獲されたら、その時点で対策が開始されると思います。 結局の所、投入する労力に比べたら得られる結果は少ないのではないかと思います。 |
> むしろ蚊の方が良いかも知れませんね。蚊を媒介する病気は多いですし。 ↓を見ると、正にその類の兵器が使われたように読めますね。 http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/bc_weapons.html 1952年の1〜2月「アメリカ軍機が朝鮮半島と中国の各地で、大量の細菌と害虫を撤布した」とありますけど、撒布目的とか、撒布生物種とか、撒布量とか、被害量とかって、どこかに資料が残っていないでしょうか? |
人間そのものが強力な生物兵器だと考えます。そうあらゆる意味においてね。 |