Page 140 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼核の使用例がなかったら… モアイ(゜∀゜) 03/3/7(金) 16:19 ┗参考までに アッサム 03/3/7(金) 18:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 核の使用例がなかったら… ■名前 : モアイ(゜∀゜) ■日付 : 03/3/7(金) 16:19 -------------------------------------------------------------------------
冷戦時代においても核戦争が起きなかったのは、使用例があるからこそと思います。しかし、『ジパング』のようなシナリオで早期講和が実現した場合、この後の世界はどうなるのでしょうか? アメリカはソ連に対抗するために、なんとしても核を完成させるでしょう。そしてソ連も、それに対抗するように核開発を急ぐ…。ソ連に近い日本も、きっと核開発を急ぐでしょう。 使用例がないまま核兵器はたくさん造られ、その後は… みなさんは、どう思われますか? |
> 冷戦時代においても核戦争が起きなかったのは、使用例があるからこそと思います。しかし、『ジパング』のようなシナリオで早期講和が実現した場合、この後の世界はどうなるのでしょうか? > 架空戦記「修羅の波涛」でも日米で早期講和が樹立し、史実の様に核兵器の利用はなされませんでした。 その続編である架空戦記「修羅の戦野」の中で、アメリカ軍で核兵器使用が検討されていたものの、「相手側の核兵器による報復を恐れて使用出来ない」という状況でないにもかかわらず、以下の理由から使用に踏み切れなかった描写があります。 1.敵陣営の防空体勢の強化に伴い迎撃される危険性が極めて高く、最悪の場合、敵陣営に 核兵器を鹵獲される恐れがある。 2.敵側勢力が第三国に侵攻して、その第三国と同盟関係にあるアメリカとアメリカの同盟 諸国の軍が迎撃、失地回復を行おうとしている中で、しかも敵側勢力の本国領土に対し 攻撃が出来ないという状況であり、もし目標とすれば、進軍する敵軍以外には、敵軍が 占領した同盟の都市しかなく、それは戦後のその第三国へのアメリカの経済的な進出の 妨げになるから論外と判断される。 3.敵側勢力の主力が広域に展開する機甲師団であり、核兵器を利用しても全滅させるには 至らず進軍を止めるには至らない。 以上の描写から、核兵器による報復がないにもかかわらず核兵器を利用出来ない状況として、次の状況が考えられるのです。 1.確実な運搬手段がない。 2.使用しても味方陣営に直接、間接的な影響の無い標的がない。 3.使用しても効果が薄くて、戦局(あるいは相手陣営の政治的判断)に影響しない。 勿論、核兵器の利用例がなくても核戦争が起こらない保証はありませんが、逆に利用例がないからといって核戦争が勃発するという保証もないのです。 |