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 ▼真に強い軍隊とは  一兵卒 02/11/2(土) 20:34
   ┣Re:真に強い軍隊とは  堀 02/11/3(日) 10:19
   ┣Re:真に強い軍隊とは  sorya 02/11/3(日) 13:47
   ┣「強い兵隊」  ささき 02/11/3(日) 16:15
   ┃  ┗Re:「強い兵隊」  k-mine 02/11/3(日) 21:54
   ┣Re:真に強い軍隊とは  tac 02/11/4(月) 0:32
   ┗理想論でいくと・・  アリエフ 02/11/4(月) 2:20
      ┗16世紀のイタリアでは  k-mine 02/11/4(月) 18:11

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 ■題名 : 真に強い軍隊とは
 ■名前 : 一兵卒
 ■日付 : 02/11/2(土) 20:34
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    強い軍隊とはなんでしょうか?敵を打ち負かすことか、国を守ることか?民を守ることか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:真に強い軍隊とは  ■名前 : 堀 <whitevase@hotmail.com>  ■日付 : 02/11/3(日) 10:19  -------------------------------------------------------------------------
   >  強い軍隊とはなんでしょうか?敵を打ち負かすことか、国を守ることか?民を守ることか?

初めまして。知識の浅い者ですが、誤字などがありましたら、見つけ次第言ってくださると幸いです。

強い軍隊ですが、政治、経済、兵站、政府の方針、等色々なことが関わっていると思います。ですので、一言に「強い軍隊」と表現するには無理があると思います。
戦争阻止力としての軍事力は国や、人を守る力です。ですので、決して敵を打ち負かす力ではありません。
日本の場合は、自衛隊が、戦争阻止力になると思います。しかし、敵を打ち負かす力にはなりません。確かに、軍隊が強ければそれだけ戦争阻止力としての軍事力も強くなるわけですが、これは全て、政府の決定により変わってきます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:真に強い軍隊とは  ■名前 : sorya  ■日付 : 02/11/3(日) 13:47  -------------------------------------------------------------------------
   ぶっちゃけて言えば、国民に理解されている軍事組織は強いね。芯の部分が。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 「強い兵隊」  ■名前 : ささき  ■日付 : 02/11/3(日) 16:15  -------------------------------------------------------------------------
   >  強い軍隊とはなんでしょうか?敵を打ち負かすことか、国を守ることか?民を守ることか?

 ノモンハン事変から太平洋戦線まで従軍された将校の手記だったと思いますが…「強い兵隊とは喧嘩や相撲の強い者ではなく、日頃大言壮語している者でもなく、健全な家庭で生まれ育った真面目な者が一番強かった」という話を読んだことがあります。ヤクザ上がりのような兵隊は言動が荒っぽく、勝ち戦では先頭に立って華々しい活躍を見せるものの、戦況が悪くなるとたちまち逃げ出してしまい、そういう時に地道に戦線を支えるのは主に農民出身の「真面目な」兵隊だったとか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:「強い兵隊」  ■名前 : k-mine  ■日付 : 02/11/3(日) 21:54  -------------------------------------------------------------------------
   つまるところ、「強い男」とはなんぞや?に通じると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:真に強い軍隊とは  ■名前 : tac  ■日付 : 02/11/4(月) 0:32  -------------------------------------------------------------------------
   >  強い軍隊とはなんでしょうか?敵を打ち負かすことか、国を守ることか?民を守ることか?

 軍隊の存在意義によってちがうでしょう。
 例えば自衛隊は敵を撃ち負かせなくても、国民の生活を守れればよい武装集団として特化してきました。お隣の韓国では、何よりもまず北の侵略に対抗して打ち負かせる軍隊を作り上げてきました。そしてさらにお隣の北朝鮮では、南鮮の傀儡政権を軍事力で粉砕し、半島統一をはかるべく軍隊を建設してきました。

 かように、それぞれの国家方針によって軍隊に求められる能力は違いますし、それらを加味せずに強い軍隊は決められないでしょう。
 結局、「政府の要求する軍事活動をこなせる軍隊」こそが強い軍隊でしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 理想論でいくと・・  ■名前 : アリエフ <ZVK11677@nifty.ne.jp>  ■日付 : 02/11/4(月) 2:20  -------------------------------------------------------------------------
   国際紛争の解決など何らかの目標を軍事的手段を用いて解決する必要がある場合に、実際に戦闘に及ぶことなく戦力を見せつけることによって相手を屈服させてしまうような軍隊。
その昔、中国では自軍の戦力を記載した手紙を敵に送り、こんなに強いんだぞということを相手に知らしめることによって戦争終了、なんてことがあったとか。本当かいなと思うが、孫子の兵法の如く、戦力のデモンストレーションだけで勝ってしまえるのなら、これにこしたことはない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 16世紀のイタリアでは  ■名前 : k-mine  ■日付 : 02/11/4(月) 18:11  -------------------------------------------------------------------------
    16世紀のイタリアは都市国家時代で、戦争はもっぱら傭兵によって行われていたそうですが、当時の傭兵は隊長の元に所属し、隊ごと雇われていたそうです。
 で、例えば800名の傭兵隊が、名目1000名で雇われたそうです。つまりかさ増しされるわけです。出陣すると相手も同じ傭兵隊。その辺りは魚心あれば水心で一日中わあわあとやりあった後、戦死者は数名とか、怪我人のみで終わります。隊長同士が握手したり、エールの交換をして帰ったこともあったそうですから、戦争というよりスポーツの試合といったほうが近いでしょう。
 そして帰還すると、実数を報告します。つまりこの場合、戦死者200名と報告され見舞金をふんだくったそうです。こんな馴れ合いが商売として成り立つわけですから、フランスや当時最強といわれたスペインから干渉されるとなす術がなかったのです。
 マキャベリやチェーザレ・ボルジアが国民軍を理想としたのはそんな背景があったようです。

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