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> タービンが長門と同一で出力が罐数に比例すると仮定(かなり乱暴ですが)すると、加賀型で出力4万4千馬力、天城型で出力6万9千馬力になってしまいそうです。
> 加賀型、天城型がそのまま機関出力をここまで下げたと仮定した場合、発揮できる速度は単純計算で加賀型21ノット弱、天城型24ノット強ってとこでしょうか。
> でも、コロラド型が21ノット、ネルソンが23ノットであることを考えると極端に悪い数字というわけでもなさそうです。でも、日本海軍としては不満でしょうね。
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> 実際は所定の機関出力が得られないのに罐数を減らすとは思えませんから、最悪の場合これくらいまで下がるかもしれないという程度で罐数を増やして出力を稼いだうえで他の何かを犠牲にすることを検討するんじゃないでしょうか?
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> でも武装を減らしたら長門と同じになってしまいますから、長門型を放棄して加賀型/天城型を建造する意味がなくなってしまいます。
> 装甲を犠牲にしたらコロラド型よりも貧弱になってしまい、事実上の巡洋戦艦になってしまう…ユトランドの戦訓を活かせないことになり採用はできないでしょう。
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> やはり、速度を犠牲にすることに甘んじるか・・・そう考えると素直に長門型建造が一番の正解に思えてきます。
想像を逞しくするなら機関部スペースを確保しつつ攻撃力を維持(強化)する為に三連装砲塔の早期採用……なんて可能性も見えてくるかもしれませんね。
しかしこうして見ると大正期の機関技術がどれだけ日進月歩だったかがよくわかります。
僅か数年で同じ床面積ながら出力は1.6倍強になっている訳ですし(長門>天城)。
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