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カウリング じゃま 11/5/11(水) 20:36

鳥飼鶴雄氏の解説 じゃま 11/5/15(日) 16:18
┗ Re:鳥飼鶴雄氏の解説 ちょん太 11/5/18(水) 0:13
┗ ありがとうございます。 じゃま 11/5/18(水) 21:03

鳥飼鶴雄氏の解説
 じゃま  - 11/5/15(日) 16:18 -
  
「世界の傑作機 スペシャルエディション F4Uコルセア」の
P.112には「カウルフラップを開いて負圧を作り出し、カウリング内部の空気を吸い出す」と書いてありますが、これも間違いだと思います。

カウルフラップを開いた時に、カウリング内部の空気流量が増すのは、カウリング内部をとおって機外に抜ける流路の空気抵抗が減るからで、「負圧領域ができて空気を吸い出す」からではありません。

カウルフラップを開くと、確かにその後ろには剥離渦ができて圧力が低下しますが、そうすると飛行機全体の空気抵抗はむしろ増えるはずです。
カウルフラップ前面の圧力は増加し、背面の圧力は低下しますから、その圧力差掛けるカウルフラップ面積分の力が大きくなって、空気抵抗が増えます。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net>

Re:鳥飼鶴雄氏の解説
 ちょん太  - 11/5/18(水) 0:13 -
  
> 「世界の傑作機 スペシャルエディション F4Uコルセア」の
> P.112には「カウルフラップを開いて負圧を作り出し、カウリング内部の空気を吸い出す」と書いてありますが、これも間違いだと思います。

間違いでは無いのではと思います。
静圧の差により、「空気が吸い出される」というのは、正しいと、私は考えます。
キャブレターの内部で、空気流がガソリンを吸い出す原理と同じです。
一度、キャブレターの資料でもお読みになったらと思います。

カウルが推力を生み出しているかどうかは、結局、
前方から流入した空気がエンジンシリンダー等にぶつかって生じた圧力損失による
エネルギーロスと、エンジンの冷却でもらった熱エネルギーとを
定量的に比べれば、はっきりすることです。

この辺りから攻めてみられたら如何でしょうか。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.6; .NET C...@i125-203-193-98.s02.a038.ap.plala.or.jp>

ありがとうございます。
 じゃま  - 11/5/18(水) 21:03 -
  
> 間違いでは無いのではと思います。
> 静圧の差により、「空気が吸い出される」というのは、正しいと、私は考えます。

コメントありがとうございます。
考えてみましたが、カウルフラップがあった方が、無いときより圧力差を大きくとることができるように思います。

ポリカルポフI-16みたいなシャッターよりもいいですね。

これはわたしの方が間違いですね。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net>

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