作戦要務令

第三部


第8篇 宣伝の実施及び防衛

通則
  1. 第288
    敵及び敵側住民の交戦意思を破摧し、或は我が行動に関し敵を欺騙し、或は戦地の住民をして我が道義に即する行動に共鳴せしむる等、作戦遂行に有利なる情勢を作為するは軍の行う宣伝の直接目標なり。而して、遂に我が武威を伝えて畏服せしめ、武徳を及ぼして悦服せしめ、敵及び敵側住民をして我に寄与するに至らしむること緊要なり
    宣伝は敵も亦絶えず之を行うべきを以って、常に其の状況を明かにし、機を失せず所要の対策を講ぜざるべからず