歩兵操典

第四篇 歩兵砲教練
第三章 戦闘
第三節 中隊
第三款 追撃、退却
  1. 第465
    攻撃奏功せば、歩兵砲は機を失せず極力前方に進出し、抵抗する敵の重火器、戦車等を猛射し、友軍歩兵の追撃に協同すべし。此の際、爾後の追撃の為、速やかに戦砲隊の馬及び弾薬小隊を招致す
  2. 第466
    退却に方り、歩兵砲は損害を顧みず自ら友軍の犠牲となり、我が退却部隊に最も危害を与うる重火器、戦車等を猛射し、以って友軍の行動を容易ならしむべし