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歩兵操典
第三篇 機関銃及び自動砲教練
第五章 弾薬及び資材の補充、弾薬小隊の行動
第337
中隊長は大隊長の命令に基き、通常弾薬小隊をして大隊弾薬班に就き弾薬、資材を補充せしむ。中隊の一部他部隊に配属せられたる場合に於いても、中隊長は其の補充に関し責任を有す
中隊長は適時弾薬、資材の現況を大隊長に報告し、要すれば補充を請求す
第338
中隊長は通常戦闘に先だち、弾薬小隊に其の行動、補充の要領、大隊弾薬班の位置等を示し、爾後戦況の推移に応じ、適時弾薬小隊の位置、補充すべき弾薬及び資材の数量、補充の時機等を命ず
状況に依り、弾薬小隊の一部を戦銃隊の小隊に配属し、或は戦銃隊の馬を一時弾薬小隊長に属し、弾薬の補充に任ぜしむることあり
第339
戦闘間、弾薬小隊は勉めて其の位置を戦銃隊に近く推進し、補充を容易ならしむ。之が為、前線の状況を観察し、中、小隊長との連絡を保ち、地形地物を利用して前進し、或は馬背又は臂力に依り所用の弾薬、資材を搬送す。又、常に大隊弾薬班の位置を明かにし、之との連絡を保つを要す
弾薬小隊長は適時弾薬、資材の現況を中隊長に報告し、其の命令に依り、要すれば独断を以って大隊弾薬班に就き補充す
第340
戦銃隊陣地を変換せば、弾薬小隊は状況の許す限り旧陣地の弾薬を処理す。又、打殻薬莢、保弾板等を勉めて集積若しくは後送す
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