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歩兵操典
附録
附録其の五 九四式眼鏡照準具の操法
第1
照準具体(眼鏡)は嚢に収め、三(四)番左肩より右脇に懸け携行す
第2
眼鏡照準具を用うるときは、陣地進入に先だち照準具体を銃に装す
照準具体を装するには、分隊長の指示にて三番は之を四(二)番に渡し、四(二)番は照準具托坐蓋を脱して三番に渡し、照準具体を照準具托坐に装し、方向分画を0にし、俯仰匡を十分下げたる後緊定螺を緊め、高低分画を定位にす。三番は照準具托坐蓋を嚢に収む
照準具体を銃より脱すには前項と概ね反対の順序に操作す
第3
眼鏡に依る射撃を為すには、
「
眼鏡照準
」
の号令にて四番は銃を据え、眼鏡を照準具体に装す
第4
陣地変換に方りては、四番は銃の操作を為したる後、眼鏡のみを脱す
第5
射向の修正は通常回転盤分画に依る
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