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カト砲 設計原簿 起案図
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カト砲は終戦までに1台も完成しませんでしたから、当然写真は1枚も残されていません。

当時の正式な図面も残されていなかったため、形状の復元というか正確な推定は無理と思われてました。

しかし五式戦車砲研究原簿が発見されたのと同じ茨城県のとある倉庫から、カト砲の設計原簿が発見され、その中に謎と言われていたカト砲の外観を示す、起案図が含まれていたのです。学研の戦車と砲戦車に掲載されたカト砲はこの起案図に沿って復元されており、全くの想像の産物では無いのです。

ではこの起案図を基に何をCG担当の渡部氏が推定したかと言えば、例えばマフラーの位置および形状、砲身固定具の位置および形状、エンジン上の車体上面の形状、塗装、マーキング等でなのです。

設計原簿の起案図(原本を原寸大で掲載)

2枚の起案図は本邦初公開です。

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