九四式二十粍旋回機関砲
直線上に配置
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2002.3.10 Renewal
1.概要
昭和8年に輸入したスイス製のエリコンL型二十ミリ機関砲が期待性能を満足したため、九二式重爆撃機用として急ぎ装備する必要からそのまま準制式として上申され、昭和10年3月九四式二十粍旋回機関砲として採用となった。  九二式重爆用に改修した現品は制式の修正上申を行う予定であったがその後の経緯は不明である。また九二式重爆への搭載結果も明らかでない。

大正12年 技術本部は戦利品のベッカー20ミリ機関砲1門を譲り受け航空機搭載機関砲としての適否を審査昭和5年4月 スイス製のエリコンF型二十ミリ機関砲購入・研究開始
昭和8年3月 スイス製のエリコンL型二十ミリ機関砲2門購入
昭和10年3月 エリコンL型二十ミリ機関砲をそのまま九四式二十粍旋回機関砲として準制式採用。

2.使用状況

3.その他 弾
          全備重量    炸薬量 信管   装薬量 弾長
          (g)     (g)   (g) (mm)
九四式りゅう弾   211.0全備弾薬筒 5.4   九三式小 18   172.35薬きょう共
129.4全備弾量 瞬発信管 21.35信管共弾長
九四式曳光りゅう弾 219.8全備弾薬筒 3.1   九三式小 18   172.35薬きょう共
138.2全備弾量 瞬発信管 21.35信管共弾長

4.参考文献

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