九七式七粍七固定機銃(3型改1、3型改2)
2002.3.14 Renewal
1.概 要
毘式七粍七固定機銃の国産型、実際には毘式七粍七固定機銃3型改1の国産型の九七式七粍七固定機銃3型改1から九七式と呼称が変えられて生産が開始された。後に給弾機左右1個を装着して左右使用可能とし、銃口増速ばねを冷却する冷却口を設けた九七式七粍七固定機銃3型改2が生産された。
2.採用後の状況
1)零戦,2式水戦,紫電等に搭載され大戦中期までの主力機銃であった。
2)大戦後期には威力不足となり、序々に3式13粍固定機銃に交代していった。
3.備 考 参考文献
飛行長主管兵器説明資料 海軍航空本部補給部 昭和19年3月 防衛庁戦史室所蔵
鹿屋航空基地史料館に保存される九七式七粍七機銃