直線上に配置
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2002.3.9 Renewal
1.概 要
伊号潜水艦の伊8でドイツから入手した機関砲で、伊8は昭和18年6月1日呉を出港同年8月31日ブレスト入港、昭和18年9月4日ブレストを出港し同年12月20日呉に到着しました。陸軍はドイツから購入したマウザーの20粍機関砲を飛燕に搭載しますが、海軍は既に九九式二十粍機銃を実用化しており、特に興味を示しませんでした。
2.使用状況
海軍がマウザーの二十粍を使用した形跡は無い。
3.その他
マウザー20粍機銃と伊8で一緒に日本に運ばれた器材は以下の通り。*1
爆撃照準器    ロトフェー7C   3個
爆撃照準器    RG06       1個 
急降下爆撃照準器 PZA1型    3個 
マウザー20粍              2丁   
マウザー20粍用弾薬       各10発 
MG131               6丁
MG131用弾薬包
 通常弾,徹甲弾,曳光弾,演習弾 各10発 
陸軍が入手し、飛燕に搭載したマウザー機関砲と型式は同じ機関砲ですが、入手ルートは陸軍とは別の便で入手したものと推定されます。
4.参考文献
日独技術交流に関する記録 第2復員局残務処理部 高野 防衛庁戦史室所蔵

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マウザー20粍機銃
陸軍が使用した
マウザー二十粍機関砲

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