神は細部に宿り給うか?
ネタは既に尽きたはずの「6トンアワー」の時間となりました。今回はリスナーの方から寄せられた、御意見について考えてみたいと思います。
意見:6頓戦車いんあくしょん!と6頓戦車いんあくしょん2に登場した戦車を、主筆は別車輌だと見ておられますが、私は同じ車輌だと思っております。
さて、実際の所はどうなのでしょうか。下の画像を御覧下さい。
第一回に紹介したスチールのアップです。前回より暗めにしてあります。左側フェンダー上面の明度差に注目して下さい。
この部分が、3つの明度差を持っている事が確認できますでしょうか? 一つ目は上面全体の明るい部分。そしてライトの前後に落ちた、兵士の陰になっている部分、元の色は最初の明るい部分と同じであると思われます。そしてフェンダー先端と濃い部分です。兵士の陰になっている部分は別としても、濃い部分と薄い部分がフェンダー先端の丸くなっている所の中央で、くっきり塗り分けられているのが読みとれるはずです。
続いて第二回に紹介した車輌を見てみましょう。
左側フェンダー先端総てが濃い色になっている事が判ると思います。さらにじっくり見ていると、内側と外側に微妙な明度差がある事もお気づきになるはずですが、少なくともくっきりと塗り分けられていない事は確かです。
これが、私の「別車輌説」の根拠です。説を唱えて云うのもアレですが、極めて薄弱ですね…。
御意見を寄せていただいた方は、ライト廻りの形状から、この車輌も無線機搭載型ではないか、と云う指摘をされておられますが、私はそこまで型式の区別に詳しくないので、コメント出来ません(ごめんなさいね)。そして、無線機搭載型の数の少なさから、同一説を唱えていらっしゃいます。
正直申しまして、私としては別車輌説を引き続き支持したいと思っております。理由は単純でして、自説を撤回すると、コンテンツを書き換える手間が発生することと、このページそのものを破棄しないといけなくなるからです(笑)。
とは云え、自説に固執しているわけではありませんから、「いや、やっぱり同じ車輌だ」と云う別な根拠がありましたら、ご指摘下さい。その時は番外編その2と云うことで、またまたネタにいたします。