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ボーイング XP-9 試作単翼戦闘機

 XP-9 はセミ・モノコック胴体を持つ肩翼式の高翼単葉機です。主翼平面形は小判を左右に引き伸ばしたような長円翼端を持つ矩形翼で、胴体と密着した肩翼式で前後二本の斜めストラット(支柱)を持ちます。スリムな機首にはプレストン冷却のカーチス V-1570 エンジンを搭載していましたが、コクピットは主翼後縁の後方にあり、地上視界が非常に悪くパイロットには不評でした。1930 年 11 月に初飛行しましたが飛行特性はテストパイロットから「おぞましい(menace)」と評されたほどで、当然ながら試作に終わりました。
(文・ささき)


緒元(XP-9)
製作1930年
生産数1機
乗員1
全幅36ft 7in(11.15m)
全長25ft 2in(7.67m)
全高7ft 9in(2.36m)
主翼面積210ft2(19.5m2)
乾燥重量2669LBs(1210Kg)
全備重量3623LBs(1643Kg)
武装7.62mm 機銃×1+12.7mm機銃×1(機首側面)
発動機カーチス V-1570-15 液冷12気筒 600hp
最高速度213mph(343Km/h) 高度 12000ft(3658m)
実用上昇限度25300ft(7711m)
航続距離425ml(684Km)

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