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カーチス XP-2 ホーク(Hawk:鷹) 排気タービンを積んだ試作ホーク

 XP-2 は P-1 の機体にカーチス V-1400 試作エンジンを搭載したもので、1926 年に 5 機が製作されました。XP-2 は機首右面に排気タービンを装備しており、二翅の半固定ピッチプロペラを装備しているのも特徴です。当時としては驚異的な高度 20000ft(6096m)で 180mph(290Km/h) の速度を達成しましたが信頼性が低く、3 機はのちに P-1 と同じ V-1150 エンジンに換装され、1 機は V-1550 を搭載して P-6 の原形としてテストされました。
(文・ささき)


緒元(XP-2)
製作1926年
生産数5機
乗員1
全幅31ft 7in(9.62m)
全長22ft 10in(6.95m)
全高8ft 7in(2.61m)
主翼面積252ft2(23.4m2)
乾燥重量2081LBs(944Kg)
全備重量2869LBs(1301Kg)
武装7.62mm 機銃×1+12.7mm機銃×1(機首)
発動機カーチス V-1400 液冷12気筒+排気タービン 600hp
最高速度180mph(290Km/h) 高度 20000ft(6096m)
実用上昇限度22950ft(6995m)
航続距離400ml(644Km)

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