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懲りずに質問します。戦艦大和の46センチ砲の装甲貫徹力についてですが二通りの値が出回っています。一方は射距離2万mで566mmの垂直装甲を貫徹できるとするもので、もう一方は494mmとするものです。これら二つの値の差ははどのようにして発生したのでしょうか?上の数値が導出された背景について詳しい方がおられたら御教授いただきたいと思います。 隼兵 |
- 566mmは日本海軍による計算値、494mmはBattleshipsの枢軸国及び中立国戦艦版が出されたとき、同著の著者が米海軍式の貫徹力計算式を用いて計算した数値です。
大塚好古
- ああ、つまり、ド・マール式のαが違うんです。
ClassA装甲に米海軍で36糎九一式を打ち込んだ結果を用いたものでしょうね>米式、私が検算しても同じぐらいの数字になりましたから。
日本海軍の計算は、46糎九一式(36とは硬度が違う)をVH甲鈑(性能評価が英米で偉く違う)に撃った場合を想定したものですので、より強力(と日本では計算している)な砲弾を、セメンテッドではない(硬い砲弾には弱いかも知れない)装甲に撃った場合なんです。
SUDO
- 御回答ありがとうございます。砲弾も装甲も別のものを想定したための違いでしたか。46cm砲弾と36cm砲弾の違いがあるとはいえ日本のVH甲鈑はずいぶん性能が劣っていたのですね(少なくとも米の評価では)。ところでSUDO様の言われた「セメンテッドではない」という意味がよく分からなかったのですが、浸炭処理をしていないという意味でよいのでしょうか?よければ御教授ください(追加の質問で恐縮です)。
隼兵
- >3
ええ浸炭なしだと思って結構です。
SUDO
- SUDO様、御回答ありがとうございます。
隼兵