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利根級重巡洋艦の後部は艦首よりに発射機、艦尾側に一段下がって駐機場となっていますがどうしてこんな形になったのでしょうか? ポトリオット |
- 射出後の飛行機は一時的に高度が低下しますから、射出機の装備位置は水面から高い方が良いです。
それと同じ高さの甲板が艦尾まで全通していないのは、船体の重量を嵩ませないためと思います。
片
- 片さん
回答ありがとうございます。
すみません書き方が悪かったみたいです、僕が聞きたかったのは
「なぜ艦首側に発射機を置いたのか」ということを聞きたかったのです。
イメージ的には艦首側に駐機場、艦尾側に発射機をおいたほうがいいような気がするのですが
ポトリオット
- >イメージ的には艦首側に駐機場、艦尾側に発射機をおいたほうがいいような気がするのですが
何故そちらの方が良いように思われるのですか?
射出機後ろ側から搭載機が移動してきて、そのまま斜め前方に射出するのですよ
戦前船舶研究会の遠藤昭氏によれば、「利根型は大淀型と同じように、潜水艦隊旗艦となるべく計画され、搭載機・射出機も大淀と同様(となる予定だった)」とのことです
利根の後甲板に大淀の射出機を置いた姿を想像すれば、わざわざ一甲板分下げているのも納得がいくかもしれません
セミララ
- それで納得して良いのかしら。
BUN
- >イメージ的には艦首側に駐機場、艦尾側に発射機をおいたほうがいいような気がするのですが
なぜそう思われたのかもお聞きしたいですが・・・
とりあえず、後部マスト(兼クレーン)の直後にカタパルトを装備しているのは、船体幅に一番余裕がある場所だからではないでしょうか?
もし艦尾近くの両舷にカタパルトを置いたとすれば、それに挟まれた作業甲板の幅はおそらく船体中央部の半分程度しかなく、カタパルト上への飛行機の搭載等を行うのに必要な作業スペースはかなり窮屈なものになると思われます。
阿賀野型軽巡のように、駐機スペースがカタパルトの前方にある例もありますので、駐機スペースが必ずしもカタパルトの後方でなければいけないということはないと思いますが、純粋に艦上のスペースの都合からレイアウトを決定した結果、利根型はあのようにするが最も合理的だった、ということではないでしょうか?
米ブルックリン級軽巡、ボルチモア級重巡などでは、艦尾付近にカタパルトを置いていますが、これらの艦では日本重巡のように艦尾をスリムに絞り込んだデザインとせず、艦尾付近でもそれなりの船体幅を確保しています。
つね
- 遅レスすみません
>セミララさん
>つねさん
>何故そちらの方が良いように思われるのですか?
海自のヘリ搭載護衛艦や戦艦大和の水偵の搭載収容方式からそう思いました
つまり「艦首側」に格納庫(or駐機場)をおいて「艦尾側」に発射機を置いたほうが見た目も良いとおもったのです
ポトリオット
- >6.
その配置で、2基のカタパルトを置けるでしょうか?
勝井