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アーレイ・バーク級DDGについて質問します。 アーレイ・バーク級は、F1とF2モデルがありますが、両者の間にサイズ的な違いはありません。排水量はF2の方が多くなっています。 しかしF2はF1に比べ、ヘリを二機搭載しています(その分CIWSとSSM発射装置が撤去されていますが)。 写真を見る限り、F2は後部VLSの代わりにヘリ格納庫を搭載しただけのように見えます。しかしデータでは、VLSの数に違いはありません。 いったいどのような設計の変更で、武装を減らさず(SSMはクレーン撤去によるVLSのセル数増加でほぼ相殺)ヘリ二機を搭載したのでしょうか? COOL |
- >後部VLSの代わりにへり格納庫を
ヘリ2機を搭載するフライトIIAでも、後部VLSはそのままありますよ。
ヘリと委細にあたっては後部VLS周辺の構造物を拡大し、後部VLSを挟むように両舷にヘリ1機づつが入る格納庫が設置されています。
また、船体のサイズも(大きな違いではありませんが)全長が153.8mから155.3mに1.5mほど長くなっています。
つね
- 誤字がありました。すいません。
ヘリと委細 → ヘリ搭載
ちなみに、質問者様はF1とF2という言い方をされていますが、アーレイバーク級フライトIIはヘリ搭載型ではありません。上の回答でも書いておりますとおり、ヘリ搭載型はフライトIIAになります。
つね
- 学研の最新海洋兵器図鑑にアーレイバーク級フライトIIAの側面イラストが載っています。(pp49)
これを見るとつねさんのおっしゃるように船体後方の構造物がヘリ甲板まで拡張されています。COOLさんのご覧になった写真はヘリ搭載型でないフライトIIの方ではないでしょうか。これはフライトIとほとんど同じに見えます。ちなみにCIWSは撤去されていないようです。
オルシナス
- なるほど。
アーレイ・バーク級というのも見てみると3っに大別されるんですね。
FlightI DDG51から71。
FlightII DDG72から78。
FlightIIA DDG79以降。
フライトIとIIというのは若干の改良で見た目はおんなじです。
「IIA」がヘリ2機搭載用の格納庫を設けているので艦後部の印象が違いますね。
Googleば数が多い艦ですのでクサるほど画像が見れますよ。後部VLSの様子も百聞は一見に如かずです。
新しい艦(DDG85以降)はもう20_CIWSは積んでないですね。
RMS(Remoto Minehunting System)を舷側に収容する艦もあります。
予想される将来の戦闘状況に合せてこれからも少しづつ変化していくのでしょうね。
とく名希望
- そのまんまズバリですが
http://www.ships-net.co.jp/detl/200210/indexj.html
2002年時点の情報ではありますが、特集に目を通しておく事をお勧めします、在庫もあるようですし。
ooi
- みなさん、いろいろとご回答ありがとうございました。F1とF2は普通に間違えました。一応、F2は“フライトIIA”ということです。
ヘリ格納庫はVLSを挟むようにして増設されていたのですね。海自の新型DDGのイメージ画像を見たとき、ヘリ格納庫の上にVLSが搭載されているようなデザインになっていたので、幅が同じくらいのアーレイ・バークもヘリ格納庫とVLSを横に並べるのは無理なのだろうと思い込んでいました。
COOL