3191 |
大和などの軍艦の艦首甲板の縁にある,波よけに穴をあけたようなもの(=菊の御紋章が正面部に飾られているもの)は,正しくは何という名称で,何のためのものなのでしょうか? また,あの穴は何のためのものなのでしょうか? 戦艦大和では左右合わせて4個の穴があるようですが‥‥。 ご存じのかた,教えていただけたら幸いです。 Navier-Stokes Eq. |
- フェアリーダー(Fairleader、日本語にすると「導索器」)です。
繋留・曳航時にロープ等を使用する時に、意図しない方にロープが飛んでいったりしないようにしたり、ロープ・船体を保護したりするための金具です。
Ranchan
- またはフェアリード、索道(つなみち)とも言います。
動きをスムーズにするためにローラーのついたものもあるそうで、
これを「コロ索道」「ローラーフェアリーダー」と言います。
たかやま
- なるほど! そうだったのですね。
今まで,ツノや荒波や火炎をイメージした装飾なのだろうか? とかトンデモなことを思ったりして,
子どもの頃に観た宇宙戦艦ヤマト以来(本当/汗),今までずっと謎のままでしたので,
本当に助かりました。視界がスッと開けたような感じです (^ ^)
ありがとうございました。
Navier-Stokes Eq.
- >ツノや荒波や火炎をイメージした装飾
大和型については芸術的な一面もあると思いますよ。
造りが異様に凝ってますから。
極論で、機能だけを追及すれば「穴」で良い訳ですから。
1994年に戦時急造された「涼月」の艦首ではボラードに
フックを付けたような形状のフェアリーダーですし。
(これは「涼月」が防波堤になった際の写真で確認して下さい)
(ゴミ)
ヤマトの場合は波動砲の掃除をするときにあそこから索を
垂らしてですなあ…
きん
- ↑スミマセン
×1994年
○1944年
きん