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3184に関連して質問します。 BUN様が、「大鳳は計画段階で主砲搭載を検討した」旨のことを書かれています。「空母への主砲搭載」は、軍縮条約下で設計された蒼龍・飛龍あたりで検討されたのが最後と認識していたのですが。ご存知の方はよろしくお願いします。 ベアベア |
- 昭和13年9月作成の空母「大鳳」原案では備砲は「10サンチ連装長身砲6基」とあり、対艦用砲(主砲)は搭載されていません。
「大鳳は主砲搭載の是非で争った時代の構想であることや」
とBUN様はお書きですが、上文は
「『大鳳』は『蒼龍』原案が設計された時代の構想を引きずっている艦」
と言ったような意味で、
「『大鳳』に主砲搭載案があった」
との意味ではなかろうと推測致します。
Ranchan
- >1 そのような含みを持たせた言い方ではなく、ストレートに主砲搭載案があります。
口径は15サンチですが、W102(大鳳)砲装備について航空本部と軍務局との折衝が行われ、W105(大淀となった丙巡洋艦)を航空母艦として完成させる案が大鳳の砲装問題とトレードされて消えたという経緯があります。
BUN
- 丸スペシャル「空母『大鳳』」の解説文を読み直してみました。
「このマル4計画で計画された空母が大鳳であり、この時期、予算要求のため示された数字は排水量28,500トン、速力35ノット、15.5サンチ砲6門、長10サンチ砲16門・・・ただしこれは予算請求上の数値で、実際の計画は・・・兵装10サンチ高角砲12門・・・」
主砲搭載案あるじゃん・・・失礼いたしました。Orz
Ranchan
- 予算要求上の数値ではなくて、本気で両者の折衝が行われています。
潜水戦隊の旗艦として空母が適当との見解で航空母艦を増勢したい航空本部側は、これを要求すればあれを呑まねばならない、だからどうする、といった検討を実際に行っているのです。大鳳があのような空母となるまでには装甲空母への反対論、砲装問題、といったいくつかの航空本部VS軍務局の折衝があります。
ですから15サンチ砲装備、無装甲甲板、左舷中央艦橋の大鳳が出現した可能性も無い訳ではないということです。
BUN
- 恵比寿にいけばその辺の経緯ってわかりますか?
勝井
- 大鳳に大淀を取り込んだような計画があったんですね。勉強になりました。
計画する側は、レキシントンのような主砲配置を想定していたのでしょうか。
ベアベア
- >5
勝井山、その聞き方ちょっとヤだけれど、どちらにせよこれ以上はわからないと思いますよ。
BUN
- 失礼しました。
私でも閲覧もしくは入手可能な資料なのかを伺い、出来るならこの目で見てみたかったのです。
その手の資料が眠っている場所としてはあそこしか思いつかなかったもので。
勝井
- >5.7.8の各位
新参者のチョー初歩的な質問で恐縮ですが、
恵比寿って何のことですか? 何かの施設ですか?
NG151/20
- >9
http://www.nids.go.jp/military_history/military_archives/
これです。
SUDO
- >10
ありがとうございます。なんとかヒマを作って行ってみたいです。
NG151/20
- 恥かきまくってしまった・・・Orz
Ranchan