3173 |
初めて質問します。 戦艦ノースカロライナ級はもともと14インチ砲を搭載する予定で途中から16インチ砲に変更したために14インチ砲に対する防御しかなく、次のサウスダコタ級で16インチ砲に対する防御を施したとよく聞きます。しかし両級の装甲を見てみるとどちらも舷側305ミリで全然変わっていません。サウスダコタ級とノースカロライナ級の防御力の差はどのあたりにあるのでしょうか?(あるいは無いのか) ご存知の方がおられたら教えてください 隼兵 |
- 1.NCの想定した防御は自搭載予定の14インチSHS弾
2.SDでとりあえず対処したのは16インチは旧来弾
SDでは舷側装甲で数ミリ厚いのに加えて、傾斜が増しています。
砲弾は落下しながら突っ込んできますから、傾斜が大きいとそれだけ正撃から離れますので、防御力は高まります。
勿論、SDはそれでも従来型砲弾にも不足気味で、自己の搭載する16インチSHSには、もうどうしましょうかというぐらいに寂しいですが、一応NCよりは多少強化されているのも事実です。
SUDO
- 回答ありがとうございます。
舷側装甲の厚さが全く同じというのはこちらの勘違いでした。やはり同じ排水量の戦艦が同じ火力、似たような速力を持つ以上、防御力だけ大幅アップという訳にはいかないんですね・・・
隼兵
- 自艦搭載の主砲弾(重量1,225kg)に対する安全範囲
(カッコ内は砲弾重量1,016kgのコロラド級に対する安全距離)
ノース・カロライナ級:22,000m〜23,000m(19,480m〜29,260m)
サウス・ダコタ級 :18,700m〜24,100m(16,200m〜28,300m)
ソースは「世界の艦船」No.556の特集記事「回想の米新戦艦」です。
ご参考まで。
Ranchan
- ありがとうございます。
ノースカロライナ級の安全距離が1000m、サウスダコタ級が5400mで5倍以上ということは、やはり新規に設計した甲斐があったんですね。でもコロラドの砲弾に対してはノースカロライナ級の方が遠くまで耐えられている・・
どうして逆転しているんでしょうか?(細かいことだと思いますがどなたか教えてください)
隼兵
- Battleshipsの米戦艦版だとノースカロライナのシタデル部分の防御力は2240lbsの砲弾に対して19,202-23,774mとなってますが、同級は主水平装甲甲板の下にある主砲塔弾薬庫部分の狭い範囲に約2inの追加水平装甲が張られてますので、そこを含めた場合上の数字になるのかもしれません。
大塚好古
- 追加装甲でしたか。分かりました。ありがとうございます。
隼兵