QQCCMMVVGGTT
3164 日本の軍艦の水偵の甲板上の移動について。軌道上を運搬車に乗せて移動させるのは人力だったのですか?それとも動力がついていたのでしょうか?長年悩んでいます。特に利根型の傾斜路は人力で押し上げるのは難しいと思うのですが。
sano

  1. そこはウィンチで巻き上げます。
    BUN

  2. 参考にしていただけたらと思いますが・・・

     最近の軍艦ではあまり見かけませんし、大きな商船ではクレーンになってる事も多いのですが、それでも漁船や小型貨物船などには、3台か4台のウインチが必ず設けられています。動力は油圧、電動、空気とさまざまですが・・・
     巻き上げ能力1tもあれば、テークル支点が許す限り、10tでも20tでも扱えます。支点の取り方で、空中を移動させることもできます。ウインチだけで出来ないのは舷外へ振り出す事だけ、と言っても良いかも知れません。(舷外へ出すにはデリックブームが必要)
     デッキウインチを使うスキルは船舶甲板員にとって、かなり重要なスキルになります。

     ちなみに鉄塔でアンテナ工事を行う作業員は、船よりはるかに限定された設備で、5tを超える重量物扱います。BV手巻きウインチ1台とチルと呼ばれる手動巻き上げ機、シメラーと呼ぶテンショナー(どちらも1t半くらいの能力)だけで、3t級のアンテナを既設のアンテナをかわして巻き上げ面の反対側に取り付ける、なんて作業は日常的に行います。

    昔の軍艦でも、デリックブームがありますから、動力ウインチはあったはずで、複数のウインチと十分な長さの鋼索さえあれば、tを超える重量物移動を人力で扱うことなど、よほどの事が無い限り無かったと思います。正確な位置据えなんかなら今でも人力の方が多いですから、そういう部分では人力だったでしょうが・・・・
    elebras

  3. 作業甲板上の搭載機の移動は基本的に人力です。軌道上を動く運搬車があり飛行機はそれに載っていますから人力で移動できます。「坂」を登るためのウインチを装備した利根型が例外なのです。
    BUN

  4. >3
    ありゃまぁ・・・・それは不明でした。余計な事だったみたいですね。失礼しました。

    elebras

  5. ということは、滑走車をカタパルトにセットしたり、射出したあとの滑走車を運搬車に戻したりのところも人力ですか?滑走車にはレールに噛み合う金具しかなく(軍艦メカニズム図鑑の図)、とてもスムーズにいくとは思えませんが。
    sano


Back