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艦艇の煙突掃除は、ドック入りの時だけですか?最近の護衛艦はGTですから問題少ないですが、先日のインド艦艇のレインボーブリッジ下の白煙騒動にしても、なにより燃焼効率にも影響すると思われるのですが。 pong chang |
- 『軍艦長門の生涯』の回想に、煙幕訓練の煙を出すのは簡単だがその後の掃除の辛さは誰も考えてくれなかった、というのがありました。
バツ
- 蒸気タービンの場合、遠路ないに蒸気吹き出し口があり、これで掃除します。ただ、この装置が付いている場所は、船それぞれ違うと思いますが、やっぱりボイラーに近い所じゃないかと思います。
ちなみにこれをやるとすごいフランが飛び散るため、内海ではできず洋上で行います。
GO
- 「煙路内に蒸気吹き出し口」物理的に削ぎ落とすのではなくて蒸してほぐして吹き飛ばすんですか。蒸気機関車だと煙管の掃除をゴシゴシやるわけですが、違うんですね。煤煙はそれは凄く吹き出るでしょうね。「大和ホテル」の間は掃除できない。そう言う感じですか。
PONG CHANG
- 燃焼効率の点では、蒸気推進の艦艇では煙突内・煙路内よか缶内への煤の付着のほうが問題です
明治〜大正期のハナシでは、「汽走長きに亘るときは少なくとも一昼夜に一回順次各缶の煙管掃除をなすを例とす通例夜半正子十二時より午前四時迄の直(ママ)にて之を行なひ夜明け後甲板洗い方にて甲板上に落下せし煙煤を洗浄するものとす」とのコト(艦船実用機関術)
掃除の仕方は、掃除矢を缶内に突っ込む人力式の他、当時すでに生蒸気または圧搾空気で吹き飛ばす式が有ったようです(上掲書)
蒸気機関車は、本邦国内釜は人力式でしたが、欧米では上記の煤吹器(スートブロワー)を装着したモノが多いです
国内最長の6m煙管を備えたC59形は煙管掃除がとりわけ大変だったとのコト(以下自粛)
駄レス国務長官
- >#3 PONG CHANGさん
>蒸気機関車だと煙管の掃除をゴシゴシやるわけですが
煙管って、ごしごしやって掃除するのですか?
石炭をくべる室に入って、煙管を一本一本、高圧空気で煤を噴く方法なら知っているのですが
セミララ
- /www.rass-rail.org/katsudou/2000/0010.htm「羅須地人鉄道」
「あまり好かれる作業ではないのですが、これまたみなさん嬉々として煙管ブラシを出し入れしていました。」これって機械が古すぎ?
pong chang
- こちらの"高圧空気で煤を噴く"というのは、国鉄のSLでのお話でして...
C59型のように、煙管長が6mもあるような場合には、ブラシはきついだろうなぁと
太い煙管の中には、過熱蒸気管も通っていますし(ブラシが通らない)
あと、ボイラー(煙管)内や煙路の煤清掃ですが、燃料が石炭(練炭)の場合と重油の場合とで、同じに考えてよろしいのでしょうか?
セミララ
- >3
蒸気はかなりの勢いで噴き出しますので、吹き飛ばすでいいんじゃないでしょうか?
ちなみに私は航海訓練所の大成丸でこれを経験しましたが、その時は船内にいたため実際、どのくらい飛び散っているのかは判りません。
GO