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3123 WWIIあたり、いやそれ以前でも駆逐艦はどの国でも艦橋が船体のかなり前の方にあって(大体が主砲一基)明らかに後部に砲塔が多いスタイルになってるのはどうしてですか?
架空戦記ファン

  1. 小型高速艦の場合、船体中で機関部に要する割合が大きいため、艦橋などはかなり前寄りになってしまいます。(まさか煙突の後ろに置くわけにもいかないでしょう。)前寄りの艦橋のさらに前方に、重量のある砲塔を何基も置くというのは、重心等の関係から難しかったのです。
    詳しい説明は、きっと SUDOさんがしてくれますよ。(ヲイ
    Takeahero

  2.  なんで、私・・・。
     まあ艦橋は、#1で説明されてるように、機関の前に置くほうが宜しいという事です。
     現代の商船なんかでは後部に集中させてますが、操船の便で言うなら、前にあったほうが有利ですので、戦闘艦艇は船体前半に艦橋や司令塔を置くのが基本になってます(例外は勿論有ります)
     また駆逐艦の武装ですが、前の方が多い艦は、後ろが多い艦と同じぐらいに多数あります。例えば英米の大戦後期建造駆逐艦は前に連装2、後ろに連装1という配置です。日本でも特型の次に建造された初春型駆逐艦では当初は前に背負い配置で主砲を置いていました。
     駆逐艦は敵艦に突っ込んでいくのが主要なスタイルですので、前方火力は特に要望されており、可能ならば前を強化したかったのです。単に重量や重心や凌波性の都合上、必ずしもそれが果たせる訳ではなかったというだけのことです。

    SUDO

  3. >2
     ご迷惑でしたのなら、謹んでお詫び致します。
     SUDOさんのHPを拝読させて頂きまして、この質問なら、この方の回答が最も的確かつ明快であろうと愚考致しました。
    (初めから小生ごときが出て来なきゃ良かったような気も・・)
    Takeahero

  4. 「実例」というべきかは判りませんが、大重量の5吋連装砲2基を艦首に突っ込んだ米海軍のアレン・M・サムナー級では深刻な前没癖が発生し、波浪によって前部砲塔が損傷するなど問題を生じています(次のギアリング級では一番砲塔のシールドを改善)。
    因みにこの件に関しては、体験的苦情が前線から寄せられたにも拘らず、海軍上層部はこのような意見を風説扱いにして流言一掃にして処置したという暴挙(?)があったという事が一部で言われていたりします。
    烈風天駆


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