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もし下記の空母がマリアナ沖海戦の艦上機トリオで一航戦第一次攻撃のような全力出撃をした場合に どれだけの攻撃隊を吐き出すことができるのでしょうか? 赤城、加賀、蒼龍、飛龍、隼鷹、雲龍、信濃 館 |
- 赤城・加賀・飛龍・蒼龍なら、真珠湾攻撃のそれと同じぐらい。
雲龍は飛龍と同じぐらい、隼鷹はマリアナ戦で実際にやってますのでそのぐらい、信濃は加賀と同じぐらいでしょう。
SUDO
- 赤城42機、加賀38機、蒼龍33機、飛龍33機、隼鷹30機、雲龍33機、信濃43機、合計252機くらいじゃないですか。
弘田
- 『真実一路』をのぞくと、ミッドウェー戦没艦を含む各艦の17年以降の搭載機数の予定案例のいくつかを見ることが出来ます。
これが19年の現実にそのまま反映しているかどうかはともかく、数字遊びとしては、マリアナ沖にのぞむ翔鶴、瑞鶴などがこれらの表の数によく似た実数を搭載していた符合が見てとれ、ならば赤城、加賀、蒼龍、飛龍が健在ならばどれくらいの数の飛行機を積んでいただろうかという推し量るよすがにもなるでしょう。以上、あくまで数字遊びとして。
片
- ちなみに、翔鶴級で、45機くらいだと思います。
弘田
- 弘田さんはどのようにして算出されているのでしょう。
大変良い所を突いた数字だと思いますが、なぜ下一桁まで細かく出せるのか、宜しかったらお教えください。
BUN
- >5
以前していた、「空母戦記」というプレイステーションのゲームで、そのくらい積んでいたような気がしたからです。
でも、しばらくやっていないので、正確には違うかもしれません。僕の妄想と勘も混ざっているかも。
追伸。「信濃」「雲龍」はゲームに出てはこないので、それは僕の勘です。
弘田
- 私が言うのも何ですが、「回答の根拠はプレステのゲームで、ゲームに出てこないところは僕の勘です」というのはどうですかね。
Ranchan
- 最大、ということでしたらば、合成風速は各艦とも14m/s〜15m/sとして過荷重の零戦五二型の配列先頭機から前方を120m程度空け(写真でも先頭機にその程度の離艦距離を取っているので)、そこから3列で配列したとすれば各艦の飛行甲板長から同時発艦機数を概ね算出できるでしょう。
信濃の場合は航空本部の想定は3列で配列する事を考えている(烈風と流星での試算は実際に行われており信濃、雲龍、翔鶴その他各艦の同時発艦機数が算出されています。)ようですが、飛行甲板が広大なので零戦、彗星、天山の機種構成ならば4列での配列も可能だったのではないかと思います。
BUN
- (細かい検討無しの疑問なんですが・・・)
質問の前提では、たぶん
零戦:彗星:天山 を 2:2:1 計45機弱?
ぐらいの比率で発進させた大鳳や翔鶴を想定するとすると、蒼龍以下や隼鷹では彗星と天山がスペースを食い合うことになりませんか?
あれれ、もしかしてマリアナで隼鷹の第二次攻撃隊は
零戦6:九九艦爆9:零戦6:彗星9
の順に並べていたのでしょうか?
剣高
- > 9.
マリアナ沖海戦時、二航戦参謀だった奥宮氏によると、攻撃隊発艦時「隼鷹の発着甲板には前方に援護戦闘機(零戦)十、中央に九九式艦上爆撃機九、最後部には彗星九」が、「飛鷹には援護戦闘機十、九九式艦上爆撃機十八」が、そして「龍鳳には援護戦闘機六、前路索敵用の天山が二」並べられていたそうです。
つまり二航戦の第二次攻撃隊第一波は隼鷹と飛鷹の零戦と九九艦爆全機に龍鳳の天山で、第二波は隼鷹の彗星と龍鳳の零戦で編成されていたと考えられます。
しかし、14〜15m/sの合成風速で120mの滑走距離(勿論若干の余裕を見てのものでしょうが)とは……、過荷重の零戦ってなかなか浮かないんですね。
T216
- 10>>なるほど。
そうなると川崎さんのマリアナ沖海戦のページにある、九九艦爆隊と彗星隊の遅延発進15分差の疑問は元々同時発進であったと考えられるわけですよね。
剣高
- アテネの戦闘詳報シリーズにも掲載されている六五二空の戦闘詳報によると、彗星隊の直掩戦闘機高澤大尉以下6機は「隼鷹」搭載機です。
九九艦爆隊の方は小林大尉以下「飛鷹」搭載機8機、吉村大尉以下「隼鷹」搭載機6機、小見山飛曹長以下「龍鳳」搭載機6機の計20機です。したがって、「隼鷹」は第二次攻撃隊において零戦を12機発艦させたことになります。並べ方はわかりませんが、15分の発進時刻差は先発隊発進後に甲板に上げる(15機)にはやはり短すぎるのでしょうね。
土屋二飛曹