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すみません。教えてください。 旧日本軍の航空機に搭載されている7.7ミリ機銃がありますよね。 あれで、敵(アメリカ)の潜水艦に銃撃を加えて、航行不能にさせることは 出来るのでしょうか。7.7ミリでは力不足なのでしょうか。 弘田 |
- 測天型は当初40mm機銃を搭載していましたが、浮上潜水艦に対する威力が不足して
いるということで、平島以降の10隻には8サンチ高角砲が搭載されました。
7.7mmでは潜水艦の耐圧殻を破って航行不能にするようなダメージを与えることは
困難だと考えます。
枚方太郎
- 上げ足取りみたいで恐縮ですが…
測天型って「敷設艇」ですよね?
「40o機銃で威力が不足」なので「7.7o」では問題外ってことで結果的には同じいみの「回答」なんでしょうけど、「質問者」が混乱しそうなので「お節介」をしてみました。
そんなフォローのつもりです。気分を害したらすみません…
ロケットアンカー
- 7.7mm 徹甲弾は距離 100m/90 度で 8mm 防弾板を貫通します。
http://www.warbirds.jp/kunimoto/type51/kaiguntama.htm
潜水艦の耐圧殻(Pressure Hull)板圧はタイプによって異なりますが、二次大戦時の中型潜水艦で 15〜20mm くらいだったようです。耐圧殻は防弾板より対弾性能は落ちますが、一般に対艦射撃は対空より遠距離で行われること、また着弾角も浅くなることを考えると、7.7mm 弾で耐圧殻を抜くことはかなり難しいと思います。
これが 20mm 一号銃なら 200m で 15mm、二号銃なら 300m で 15mm を抜きますから、まだ力不足ながら当たり所次第ではダメージを与えることが可能に思えます。
ちなみに対Uボート戦で「猛威を発揮した」と伝えられる英軍のモリンズ 57mm 砲なら距離 920m/30 度で 60mm 以上を貫通する威力を持ち、命中すればほぼ確実に大ダメージを与えたようです。
ささき
- 回答ではなく関連質問ですが、小口径機銃でも、耐圧殻は威力不足で駄目でも外殻を撃ちぬくことはできないのでしょうか? バラストタンクにたくさん穴があいたら、潜水艦は浮力を失ってしまうか、潜航できなくなってしまいそうな気がします。まさかそんなことはないとは思いますし、これでは効果がないから実際にはもっと強力な砲が使われたのだと思います。潜水艦の構造について模式的理解しかもちあわせていないための疑問だと思うのですが、ご教示いただければ幸いです。
Marrabbio
- >4
VII型Uボートがマートレット(F4F)の12.7ミリで潜航不能にさせられた例がいくつかあったと思います。
まなかじ
- >2
説明不足のレスにフォローしてくださり、ありがとうございます。
枚方太郎
- みなさん、ありがとうございます。
隼とかが潜水艦を機関銃で攻撃できないだろうかと考えていました。
まあ、7.7ミリでは無理っぽいですね。12.7ミリでも少し厳しいかもしれませんね。
弘田