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1945年5月4日に第8次桜花攻撃で被害を受けた敷設駆逐艦シェイの被害を調べていますが、『艦橋に突入、不発のまま反対舷に飛び出して炸裂』とするものと、『艦橋に突入、不発のまま反対舷より落下』とするものがありましたが、どちらが正しいのか判然としません。ご教示頂ければ幸いです。 加藤飛曹長 |
- 5月4日は第7回ですね。
この日の桜花攻撃は大成功の部類に属し、出撃した7機のうち
少なくとも2機が攻撃成功、2機が「桜花発進用意」を報告。
敵を発見できなかった1機(+桜花)と攻撃に成功した1機が帰還しています。
そして米側では駆逐艦リュース、モリソンの沈没と
軽巡バーミンガム、駆逐艦イングラハム、敷設駆逐艦シェーの損傷を確認しています。
以上は神雷部隊戦友会による記録です。
ちなみにこの5隻、全て桜花の至近爆発による撃沈破だそうで。
勝井
- DANF(Dictionary of American Naval Fighting Ships)では「exploding」という単語が使われておりますので、艦橋突入後、海面で爆発したと思われます。
また、見た資料が勝井様と違うのか、この日、米軍では桜花による被害として「Shea」と「Gayety」の二艦を記録しております。
源五郎
- 上述の通り、神雷部隊戦友会の記録です。
他には、戦史業書で5隻撃沈破が記録されてます。
最近出た「真相・カミカゼ特攻」では、シェーが桜花至近爆発という記載はありますが、
モリソンは3機命中沈没とありますね。
やはり資料によって差異はあるようです。
勝井
- >5
いやまあ、確かに一種「業」ではあるんだろうけど・・・この場合は「叢」で「そうしょ」じゃないかと思うんだなあ。
「ごう」でも「ぎょう」でもないんじゃないかなあ。
まなかじ
- 「ごう」じゃなくて「さん」でしたね。
BUN
- 皆様懇切丁寧なるご教示ありがとうございます。やはり艦橋貫通後に炸裂していたのですね。御礼申し上げます。
加藤飛曹長
- >6
桜花は対大型・装甲艦用として極端な遅働信管を装備していたので(これも神雷部隊戦友会から)
そういうことは十分に起こりえますね。
勝井