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3099 若輩者の始めての質問です。マナー国語等至らぬ点があるかと思いますが、ご容赦願います。
 米海軍の空母の運用を見ていると、常に三隻程度の護衛の艦を引き連れていると思うのですが具体的にどのような危険を想定しているのでしょうか?
(冷戦中ならいざしらず、現代米空母に攻撃をしかける国があると思えませんし。)
 例えば原子力空母が”米本土からアラビア海へ行く”などの時に、護衛の艦がいては燃料補給等で足手まといとなり、現場まで行くのに無駄な時間がかかるなど、デメリットがあるようにおもうのですがそれ以上のメリットがあるのでしょうか?
ど素人

  1. 1.少し前に体当たり食らったイージス駆逐艦がいたりします。
      どのような不測の事態が起きるかわからないのは現在でも同じ。
    2.空母では小回りが利かず、何かと不便な任務も多々あります。
    3.一朝有事の際、洋上にある空母のもとに護衛艦を派遣するのでは
      あまりにも空母が危険です。

    他にはどうかな?
    勝井

  2.  護衛艦は空母に対する対空対水上対潜の脅威に常に備えると共に、古来より護衛艦の重要な任務であるトンボ吊りにも従事している事を忘れてはいけません。
    大塚好古

  3. 空母は確かにその艦載機で自衛することはできますが、いざ攻撃となればそちらに艦載機を全部回すようになります。そういう場合、護衛の艦艇がいなくては、防衛に不安を感じますよね。

    あと補給ですが、どのみち空母は航空燃料や武器弾薬・部品などの消耗品の補給が必要なわけで、足手まといということは有りません。かつて原子力巡洋艦を作った米海軍が、今は水上戦闘艦艇では原子力をやめているのは、結局補給が必要(特に弾薬)な点に変わりがないので、高価な原子力を使う必要が薄いということに気づいたからでしょう。
    tac

  4. 幾ら最新の空母といえども悪天候の場合には艦載機の離着艦が困難な場合があることも考えるべきでは?そうなると、特に艦載機による対潜作戦・警戒においてかなりの支障が生じますよね。その他にも事故等、何らかの要因により艦載機が十分機能できない状況が発生する可能性があるわけだし。
    アリエフ

  5. 一言で総括しちゃうと、
    空母は万能ではない、ということでいいかな。
    勝井

  6. 空母は万能ではありません。特に対潜能力は他の艦に依存してます。
    補給は空母を含む全ての艦に必要であります。
    よってデメリットがあるとは思えません。
    SC

  7. 原子力艦船といえど補給が必要ということ、艦載機も機能できない状況がある事、よくわかりました。ありがとうございます。あとトンボ吊りとは何を意味しているのでしょうか?
    ど素人

  8. >7
    日本海軍では、空母の発着艦に失敗して海上に落ちた航空機の搭乗員や機体(初期の頃の?)を回収するために空母の後方に位置していた駆逐艦をそのように呼称していました。

    便乗質問ですが、WWII前後の米英海軍では、同様の任務にあたっていた駆逐艦などに対して、そのような俗称で呼んでいたのでしょうか?
    けーくん

  9. >トンボ吊りとは何を意味しているのでしょうか?

    不時着水した飛行機に対する救助活動です。

    >原子力艦船といえど補給が必要ということ
    「人間が乗組んでいる」(=真水・食料・医薬品などの生活必需品の補給が必要)こともお忘れなく。
    Ranchan

  10. かぶりました。(T^T)9
    Ranchan

  11. 僕も素人ですが、偉そうに答えてみます。
    空母の艦載機で攻撃する直前前、または空母の艦載機の攻撃とほぼ同時に、大量の艦対地ミサイル(トマホークなど)で、脅威のある敵の施設を攻撃しなければなりません。巡航ミサイルなどは、撃墜されても人が死ぬわけではないので、その意味で安心して攻撃できます。それで、続く艦載機の攻撃が始まるわけですが、敵施設を破壊していたら、攻撃する方はより安全になるのです。
    このように、本番?の艦載機による空爆の地ならしが必要なのです。
    護衛艦は、トマホークなどのプラットホームとして使われています。
    空母は、基本的にトマホークのプラットホームというわけではありません。
    トマホークの発射は、それ専用の艦船に任せて、艦載機は艦載機の仕事に専念できるというわけです。
    では。
    弘田

  12. >11
     そういうトンチキをイイカゲンに書き散らさないで下さい。
    SUDO

  13. >11 空母に近接しサポートするような任務を負っている水上艦艇に関する質問なんですけどね。対地上目標へのトマホーク等による攻撃任務を担当する水上艦艇が、空母艦載機のエア・カバーを受けられる範囲など敵からの航空攻撃による脅威が比較的低い海域にいるならば、空母にぴったりと張り付いて行動する必要はないんじゃない?空母戦隊と連携した作戦行動が取れればいいわけで。
    艦載機による空爆の地ならしをやってくれるのあれば、航空機によるワイルド・ウィーゼル作戦(意味は自分で調べてね)なんて最早必要ないわけだ。弘田クンの脳内真実によれば。
    アリエフ

  14. >9
    大塚先生やRanchan様に追加するのは、大変恐縮なのですが:
    >トンボ吊りとは何を意味しているのでしょうか?
    空母とともに、「Plane guard duty」についている随伴艦の写真を良く見かけます。

    以前の艦載シーキングやSH-60Bのころは、対潜任務だけで手一杯だったようで、「トンボ吊り」が活躍せざるを得なかったようですが、SH-60Fが導入されてからは、第一義の任務(Surface and Under Sea Warfare, Search and Rescue, Medical Evacuation, Vertical Replenishment, Naval Surface Fire Support, Communications Relayなど) に加えて、「Plane Guard」の能力が大きく付加されたと言われています。
    豪腕少年タイフーン


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