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「おおすみ」型で運用されるLCACについて質問です。 LCACが艦内でエンジンを始動させ、発進準備が整ってから「おおすみ」艦尾ハッチが開く・・・この間、LCACの入っている区画は高温になるため、LCACや車両の乗員はキャビンに入っている必要がある。 と、本で読んだんですが、車両に乗らない歩兵はLCACでは揚陸できないんでしょうか? 災害発生時などでは自衛隊の車両のみならず警察や消防の車両も運ぶことがありますが、人が耐えられないほどの高温にさらされる車両にダメージはないんですか? おうる |
- LCACで人員を輸送する場合は、プレハブ式の人員輸送用モジュール(収容人員約180人)を搭載して人員を収容します。海自でも導入予定だったかな?
ブラック・タロン
- >1
ということは、離島への災害派遣などの場合
往路で救援物資&車両を積んで、復路で既に集合していた難民を収容
というような使い方はできないわけですね?(ヘリがあるのは承知してますが)
おうる
- 別にLCACじゃなくても通常型の交通艇って手もありますよ。
ooi
- 別にエンジンを温めてから人員を載せればよいだけではないですか?
人員輸送用のモジュールは騒音や飛沫がかからない為にあるだけで音と飛沫に
耐えれるなら生身で乗っても大丈夫だと思います。
ジェットエンジンを温めるわけだから温度は上がると思いますが、直接排気を
搭載車両に当てるわけでは無いので問題はありません。
SC
- 船倉内でエンジンを回した場合、温度上昇よりも酸欠とCO中毒が問題となります。写真では上甲板に給排気設備は見られないので、舷側の開口部に装備されているものと思われます。空気の流れを考えれば、前方からの機動給気、門扉を開けての自然排気が最も効率が良いと思われます。門扉を閉めた状態で機動排気を行うのは無駄な気がします。
鉄人68号
- >2
災害派遣で車両を搭載している所を見ると、特にダメージ云々と言う事は無いようです、LCACの操舵にGTの排気を使用するので、かなりの温度にはなる筈なんですが、73式トラック等の荷下ろし等は行われていますので、車両の運用に支障が出る程では無いと考えて良いと思います。
>3
自己レス
ええと、LCACが使用できない環境で使うための交通艇ってのがあります、いわゆる通常型の交通艇で車両人員等の輸送は可能だったかと記憶しています、無論LCACの代わりですからそれなりの大きさと搭載量だったかと思います。
ooi
- ブラックタロン
>海自でも導入予定だったかな?
既に導入しています。普段は分解してコンテナに入れ艦橋後部左舷に置いています。因みにこれ、組み立てる時はドリフの大道具のテーマがかかりそうなくらい忙しくなります
くにさきの中の人
- >6
基本的に推進力はプロペラでその後ろに方向舵があります。
それ以外に排気を利用したバウスラスター(L字型の煙突)がありますが艦内では使わないと思われます。
SC
- >8
いや、艦外でスラスターは使用される訳で、それが車両に影響を及ぼすかなー、と言ったら、特に及ぼさない様では無いか、とそう言う事ですが。
ooi
- 今更ですが質問文の補足です。
読んだ本によると、ガスタービンエンジンの排気熱でLCAC収納区画の温度が高温になるので、人員はLCACか車両のキャビン内に入らなければならない・・・と、書かれていました。
高温のため退避しなければ危険である・・・という意味が含まれていると解釈したので、それほど高温になるのであれば何か不具合が発生するのではなかろうか?と、疑問に思った次第です。
おうる