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第二次大戦末期日本海軍の艦艇は不燃対策として甲板のリノリウムを剥がしたという話を聞いたのですが、天一号作戦時の矢矧はリノリウムを剥がしたのですか? オリーブ |
- マリアナ沖海戦後の戦訓で、不燃対策として巡洋艦、駆逐艦のリノリウムは剥がされた、と言われており、多くの模型解説書等で「甲板は船体と同色」と指定されてます。
しかし、実際に剥がされたのは艦内の床のみで、露天甲板等はそのままであったようです。
実際、海軍として剥がす指示はなく、各艦の運用長である、艦長に任されていたようです。
天一号時の矢矧ですが、最期の上空写真を見る限り、艦首描甲板より中央部甲板の色調暗く、異なっており、リノリウムは剥がされていなかったと思われます。
至近弾等の海水で若干の違いはあるとおもいますが・・・
終戦直後の雪風や、酒匂の写真にもリノリウムがはっきり映っており、こちらも剥がされていなかったようです。
御屋方
- かなり気になっていたのですっきりしました、どうもありがとうございます。
オリーブ