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こんばんは。 このところよくお世話になっています。 さて、ハープーンSSMには1Aから1Dまで種類があったと思いますが、海上自衛隊の装備しているものは、何なのでしょうか? 検索をかけてみたところ見つけた、 http://www.mahoroba.ne.jp/~i_yamato/jsdf/jmsdfw01.htm によれば1Aと1Dらしいのですが、1Dの射程を130kmとしているあたりにどうも信頼が……。 また種別が違う場合、同一の発射管から撃てるのでしょうか? 因幡 |
- そのページの記述は別に間違ってません。
つまり、A/RGM−84Dと、ブロック1Dは別のミサイルなんです。
A/R/UGM-84A=ブロック1
A/R/UGM-84C=ブロック1B
A/R/UGM-84D=ブロック1C
A/R/UGM-84F=ブロック1D
1Dは結局生産されておらず、既存機からの改修で1D相当になってます。
自衛隊がハープーンの改修をしていないならば、それは84A/C/Dでしかなく、84AとBは終末ポップアップをするかどうかの差で射程では変らず、84Dは誘導プログラム等の進歩で多少射程が伸びている(120〜130km程度と推定されている)訳で、何処にもおかしなところは無いと思われます。
また発射管は基本的に共有ですので、問題なくどちらも発射できると思われます。
SUDO
- 今年春に松山に来航した大湊地方隊の護衛艦『いしかり』『ゆうばり』を見に行ったとき、艦尾のハープーン発射機に貼り付けられていた解説板には『RGM-84A』と記載されていたように記憶しています。『いしかり』は海自最初のハープーン実装艦なので、後に装備した護衛艦からはアップグレードされているかもしれませんが・・・
余談ですが、むらさめ型以降の護衛艦のハープーン発射機は国産の90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)も発射可能です。
ブラック・タロン
- SUDO様、ブラックタロン様、ありがとうございます。
A/R/UGM-84A〜Dの存在をつゆ知らず、間違っていたのは私の方でございました。
因幡