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3023 航空母艦「龍鳳」は、改装工事中に歪んでしまった船体を矯正するため、一度輪切りにして溶接し直されたそうですが、このときは商船のようにスパッと真っ直ぐに切られたのでしょうか。
APOC

  1. 淋しいので補足を記します。
    駆逐艦で失った艦首を再生するときも、隣り合った外板で溶接位置を一致させないよう櫛歯状に接いだりしていますが、大変な作業です。
    生きている軍艦を本当に「輪切り」にしたのでしょうか。
    そもそも元になった潜水母艦は軍艦構造だったのか、何よりどのように歪んで、如何に対処しようとしたのかさえも判りません。
    当方で28年来入渠中の原子力商船サバンナ号が同種の問題を抱えており、状況には切実なものがあります。
    APOC

  2.  大型?艦として初めて?ブロック工法と溶接を多用し、潜水母艦として建造中、溶接時の熱に伴う歪が蓄積した結果、相当の内部応力が生じ、艦首尾が浮き上がり(船台上では艦首尾が垂れ下がるのが普通)、プロペラシャフトの軸心見透しが不可能となる→取り敢えず進水させ、すぐにドック入り→船体を3つに分断し、溶接ではなくリベットで繋ぎ直す

    という話だと思っていたのですが...
    セミララ

  3. セミララさん、毎度お世話になります。
    大鯨として生まれながらの瓢箪接ぎだったんですね。またそれほどエポックメーキングな艦だったとは知りませんでした。
    龍鳳になってからも第4艦隊事件で屈折して皺を寄せたみたいですが、もしや、また?
    因みに私のサバンナ号はキールが捩れてます。
    APOC

  4.  船体を3分割した後に完成した大鯨ですが、その後友鶴事件が起こり、復原性能改善工事をし、それが終ったと思ったら第4艦隊事件が発生し、船体強度向上工事をしました
     空母にする時は、ディーゼルを下ろして蒸気タービンに積み直し、その改装最中にDoolittle隊の爆撃を受け...という、かなり苦労なさった艦のようです
     終戦まで沈まずに残ったのが、せめてもの救いです
    セミララ

  5. 頭が痛くなってきました。正に、まな板の上の大くじらですね。僅か数行の略歴で、その艦の概要を把握することの無謀さもよく分かりました。詳細な情報ありがとうございます。
    APOC


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