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ダウントリム!バラストタンク注水!潜航角度最大! という命令だとグルグルと360°縦回転続ける意味になると聞きましたが 本当でしょうか?潜蛇の角度には限界があると思いますがどうなんでしょうか? 仮に、もし潜水艦が飛行機の曲芸のように360°縦回転をするには どういった条件、操艦が必要なんでしょうか?やっぱり前部バラストタンクと後部バラストタンクを交互に注水、排水しなきゃいけないんでしょうか? よろしくおねがいします |
- ごめんなさい 上記の質問は潜水艦が水中で航行する際に あまり潜航角度を下げすぎるとひっくり返るのでは?という疑問から質問しました 質問の最初の主語が抜けてました スイマセン
- 潜水艦のバラストタンクはふつう船体下部にあるのでは?バラストタンクに空気を入れて居住空間に注水でもしない限り、背面状態で安定はしないと思いますが。
ささき
- 原則として、艦の浮力と前後ツリムとを平衡させておけば、潜舵と縦横舵だけで自在に水中動作はできます。
ツリムタンクは舵だけで操作するよりも速く深度を変更する、あるいは潜舵故障の場合のためにあるものです。
但し、ふつうの潜水艦はそういう風に使うようにできてないので、できません。
大型旅客機が曲技飛行できないのと同じようなもので、転覆状態では艦の操作ができませんし、そうした操作に耐えられるほど頑丈でもありません。
とはいえ、海龍の水中操縦は基本的にこの方式によっています。
つまり、転覆状態での行動を設計に組み込んで、復原性能を弱め、構造を更に頑丈にし、各部の機構を見直した海龍のような潜水艇を作れば、水中での曲技は完全に実現できるでしょう。
まなかじ
- 大戦中のサドルタンク式潜水艦ではメインタンクの下部は開放だったと思いますので、基本的にひっくり返る事は沈没と同じ意味になると思いますが・・・・
海龍は開放式タンクじゃなかったんですか??
elebras
- 急速潜航の潜航の際にはネガティブタンクに注水し、艦の重量を浮力よりも大きくします。所要の深度に達したら(正確には惰力を考慮してその手前で)ネガティブタンクを排水し、若干正浮力となる状態で通常航行に移ります。
潜水艦は水中では重心が浮心よりも下にあるので、正立状態で安定しています。しかし浮上している時には一般艦船同様重心が浮心よりも上となっており、潜航する過程で一時的に復原力が零の状態となる時があります。この時が一番危険な状態なのですが、短時間でその状態を通過するので、それによって転覆した例は聞いたことがありません。
鉄人68号
- 質問者は、潜水艦には飛行機の宙返り(ループ)のような運動が出来るのか、と尋ねられているのでは?
まなかじさん以外の方は、潜水艦が水中で転覆するケースを回答されているように思えます。
それでもし質問の趣旨がそうだったとすると、たしか昔読んだ本に、
涙滴形潜水艦の試験艦となった米海軍のアルバコアでは、やろうと思えば
海中で宙返りさえ出来た、とか言った評価があったと書かれていたと記憶しています。
ただ潜水艦の安全深度は、潜水艦自体の大きさと比べて決して大きくないので、
(例えば安全深度が500mで潜水艦の全長が100mだったらわずか5倍)
飛行機のように垂直に大きな円を描いて回るわけにも行かず、運動に制限があるのではないでしょうか。
便利少尉
- 大昔の「タートル」潜水艇だったら・・・
すいません・・・
第八六七艦隊
- 海Jの潜水艦の前後角度は、アップ、ダウンとも
最大30度程度と聞いたことがあるのですが。
もし、そうだとすれば宙返りは構造的にも考慮され
おらず、宙返りを令するような操舵号令もないかと。
SAW