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3013  前に、「海上保安庁の巡視艇や巡視船は商船構造なので・・・」と言う文章を何かで読んだんですけど、商船構造とはどんな物なのか教えてもらえないでしょうか。
アンブロ

  1.  SOLAS条約や船舶安全法等に基づいて建造された船舶でNKやABS,ロイド、ビューロ・ベリタスのような船級協会が定めた基準に拠ります。

     また商船はあくまで商業運航を目的とするため、最小限の建造費&運用費で最大限の載荷容量を得ることを主目的とする構造になっています。例を挙げると、

    1.船体重量に対する載荷容積トンを最大化するため、平行部を極力延長して方形係数が向上するような船型にする。
    2.機関の仕様は最大速度ではなく, 巡航速度での高い経済性を求める。
    3.隔壁の仕様は極力、載荷容積を得るために、荒天航行時に耐えられる程度の隔壁しか設けない。
    4.建造費の軽減のために鋼材の共通化、既存品(航海計器やレーダ)の採用、建造作業の簡易化(ブロック工法や溶接の多用)の推進。

     船体防御は一般商船よりかは(時化等に対して)沈みにくい程度です。防弾板なんかありませんしね。

    RNR

  2. 横からしゃしゃり出て来て質問を追加するようで申し訳ありませんが,海上保安庁の船では例外とも言える世界最大の巡視船「しきしま」はどうなのでしょうか?
    世界の艦船の記事では,ブリッジには護衛艦をしのぐほどの防弾装備があるということですが,船体も環境保護団体の抗議船の体当たり等に備えたそれなりの構造なのでしょうか?

    カッタ

  3.  ありがとうございます。
    アンブロ

  4. カッタ様

    >海上保安庁の船では例外とも言える世界最大の巡視船「しきしま」はどうなのでしょうか?

     残念ながらあれは乗員&関係者以外は職員でも乗れないので判りかねます。それに私がいたのは警備関係ではありませんでしたから。ただ航海計器は一昔前(建造当時の商船と同等)の装備でしょう。

     先日のオーストラリア沖臨検訓練の映像を見た限りでは2重の窓ガラスで外側が防弾になっていたように思います。防弾板を装備していたかどうかまでは判りません。

    >船体も環境保護団体の抗議船の体当たり等に備えたそれなりの構造なのでしょうか?

     あくまで想像ですが、航続距離の関係上、たぶんダブルハル&ボトムになっていると思います。フレームの数も増やしているのだろうとは思いますが・・・

    RNR

  5. 海上保安庁の船は、軍艦でなく単なる官公庁船なので、船舶安全法に基づく船舶検査に合格する必要があります。そういう意味で、復原性能や構造、艤装等が、船舶検査に合格するような仕様になっているはずです。防弾板云々は、商船構造とは何の関係もありません。別に防弾板を付けようが、水密区画を増やそうが、国際条約と法令に基づく仕様になっていれば、別に問題はないはずです。それが問題になるのであれば、商船構造の巡視船に機関砲を搭載することだって問題になるでしょう。海上保安庁の公式発表においても、高速特殊警備船は、「船体に防弾構造を施し」ているとしております。ttp://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2001/topics/07.html
    1.>防弾板なんかありませんしね。
    ということは無いんじゃないでしょうか。
    「しきしま」は、最近報道陣に公開されたみたいですね。公開したのは一部でしょうが、職員にも不評なくらいの秘密扱いだった「しきしま」が報道陣を乗せるとは隔世の感がありますね。

    兄弟船

  6. 「しきしま」の船体は軍艦式です。護衛艦の船体に順ずる構造のようで対空レーダーは海上自衛隊の護衛艦が搭載しているOPS−14系を搭載しているようです。
    SC

  7. >6「しきしま」だって、JGの船舶検査を受けてるはずですよ。そういう意味では商船構造のはずです。防弾や区画にどういう工夫をしているかは別の話。
    兄弟船

  8. >5
    >それが問題になるのであれば、商船構造の巡視船に機関砲を搭載することだって問題になるでしょう。

     最終的にはクリアしましたが、タカンの代替で航空局から、船舶伝送装置の設置で海事局と総務省からそれぞれ物言いがついています。

    >海上保安庁の公式発表においても、高速特殊警備船は、「船体に防弾構造を施し」ているとしております。

     それならば、先般被弾した「いなさ」を含むしんざん型は60年の不審船事件を受けて建造されたものです。能登半島沖不審船事件を受けて防弾構造・兵装を強化しましたが、結果はあの通りです。したがって期待するほどの代物ではありません。どちらかといえば、被弾時に火災や浸水が広がらないように対策が施されていると理解するのが妥当でしょう。

    RNR

  9. >8
    >最終的にはクリアしましたが、タカンの代替で航空局から、船舶伝送装置の設置で海事局と総務省からそれぞれ物言いがついています。

    軍艦というか護衛艦なら、そもそも物言いがつかないのでは。

    > それならば、先般被弾した「いなさ」を含むしんざん型は60年の不審船事件を受けて建造されたものです。能登半島沖不審船事件を受けて防弾構造・兵装を強化しましたが、結果はあの通りです。したがって期待するほどの代物ではありません。どちらかといえば、被弾時に火災や浸水が広がらないように対策が施されていると理解するのが妥当でしょう。

    だから「みはし」型というか「しんざん」型には、乗員に負傷者はでなかったでしょう。「期待する代物」というものが、良くわかりませんが、少なくとも小火器に対しては、有効な防弾構造を備えていると理解してよいのでは。

    兄弟船

  10. >軍艦というか護衛艦なら、そもそも物言いがつかないのでは。

     防衛庁は確かに除外規定を設けてありますが、ここでの指摘対象は巡視船艇ではないのですか?

    >だから「みはし」型というか「しんざん」型には、乗員に負傷者はでなかったでしょう。「期待する代物」というものが、良くわかりませんが、少なくとも小火器に対しては、有効な防弾構造を備えていると理解してよいのでは。

     あれは「負傷者を出さなかった」のではなく、「負傷者が出なくて良かったね」というのが実情です。「機関室四発、公室四発、船長室一発、浴室・便所二発、居住区二発、船橋二発被弾。右舷主機使用不可(たぶん配管に被弾)。」と手元の資料には記載されています。「あまみ」は仕方ないにしても、「いなさ」は300m離れていましたので、それで主機と船橋に食らっているのは問題です。主要部は防弾化(「しんざん」型は操舵室などにチタン合金製の防弾板が装備。「あまみ」はアルミ合金。これは失礼しました。でも抜けているんだな・・・)してたんですから。だから事件後再度防弾化を進めているのです。防弾ガラスも拳銃弾程度で小銃弾はしんどいのが実情です。(「いなさ」で一枚ヒビ入れられている)
    RNR

  11. 7>しきしま」だって、JGの船舶検査を受けてるはずですよ。そういう意味では商船構造のはずです。防弾や区画にどういう工夫をしているかは別の話。

    JGの船舶検査の基準を良く知りませんので質問ですが、「防弾や区画にどういう工夫をしているかは別の話。」このへんが軍艦構造な訳ですよ。話が別なら検査基準も別なわけですか?

    以前の一般の巡視船、巡視艇は操舵室あたりだけ簡易の防弾構造のはずです。
    北の工作船の事件以後に新たな防弾構造に変更しているようです。

    SC

  12. 10>防衛庁は確かに除外規定を設けてありますが、ここでの指摘対象は巡視船艇ではないのですか?
    だから、まさに、巡視船艇は、法的には商船のカテゴリーに入るというという証拠ですよね。構造、設備などは、商船として認められるものでなければならないからいちゃもんがついたわけでしょう。

    また、防弾構造についてですが、
    1>船体防御は一般商船よりかは(時化等に対して)沈みにくい程度です。防弾板なんかありませんしね。
    とおっしゃっていたので、防弾構造を施している船艇もありますよといったまでです。そもそも防弾構造に関しては、職員の安全に関わることであるので、どこにどのような防弾をしているか、海保は公式には発表していないはずです。あまり細かい話をするのも何かと思いますが、一言付け加えるならば、奄美沖では、当時、ほぼ最新のPSである「みずき」と、各種装備をレトロフィットして、「みずき」に準ずる装備を持つ「いなさ」、従前の装備のままの「きりしま」、PMの「あまみ」と設備の年代・種類がバラバラの巡視船が銃撃戦に撒きこまれています。そのため被弾の結果から一概に評価するのは難しいですが、そもそもの防弾構造の目的を考えれば、PSに関しては、それなりの効果を得たのではいえるのではないでしょうか。何故PSに負傷者がでなかったか、それは運が良かっただけといえるのでしょうか。

    #防弾ガラスは、構造上、被弾すればヒビははいるのでは。

    11>JGの船舶検査の基準を良く知りませんので質問ですが、「防弾や区画にどういう工夫をしているかは別の話。」このへんが軍艦構造な訳ですよ。話が別なら検査基準も別なわけですか?

    防弾も区画も、国際条約や船舶安全法に抵触するような形になっていなければ、何も問題無いわけで、そもそも検査の対象外でしょ。何がついていようが、関係無いわけです。何か当たりがあれば、RNRさんが8.でおっしゃられたようにいろいろイチャモンがつくわけです。そこが軍艦と違うところです。
    海保の巡視船である以上、少なくともJGの貨物船か旅客船か知らんけど、遠洋区域かなんかで国際航海ができる商船としての基準は満足しなくてはなりません。

    兄弟船

  13. 12>防弾も区画も、国際条約や船舶安全法に抵触するような形になっていなければ、何も問題無いわけで、そもそも検査の対象外でしょ。何がついていようが、関係無いわけです。
    という事は軍用艦は国際条約や船舶安全法に違反するのでしょうか?それともJGの規格をクリアできる軍用艦があるとの事ですか?
    兄弟船さんの言われる軍用艦構造と商船構造の違いとは何ですか?
    個人的には良く知りませんが、今まで船体の区画の大きさと強度の差とばかり思っていましたので、良ければ詳しく教えて下さい。
    SC

  14. 軍艦は、商船に適用する国際条約や、日本の船舶安全法に適用の対象外であるはずです。護衛艦をJG(日本政府)やNKの基準で検査したら、恐らく何らかの改造が必要となるでしょう。商船は、用途、航行区域、国際航海か否かによって、設備要件や、構造要件が厳格に定められており、区画浸水時の復原性の規定や、水密扉に関する規定等も存在します。軍艦の場合は、このような規則にしばられませんから、必要に応じた構造で設計することができます。一方、商船構造であっても、別に基準で要求されるものよりもオーバースペックにするのは、オーナーの自由なわけです。

    さて、軍艦構造と商船構造の違いは何かといわれますと、明快な定義はなかなか難しいかと思いますが、商船構造は、船級等の規格に則り設計された構造、軍艦構造とは、そのような規格とは関係無しに、軍の必要に応じて設計された構造ではないでしょうか。

    最近では、英海軍のオーシャンが船価低減のため、商船規格で建造されて話題になりましたね。船級を取っているとは思えないので、基準や設備を船級のものを用いて設計したといことだと思いますが。

    #海上自衛隊の船でも、曳船とかは、JG船だという話をきいたことがあります。
    兄弟船

  15. >だから、まさに、巡視船艇は、法的には商船のカテゴリーに入るというという証拠ですよね。

     「準拠」ではありますが、必ずしも一致するわけではありませんよ。軽々しく証拠などといわんでください。それなら海洋観測機材は、別にJGの検査項目には入っていませんが、何か問題でも?海保がダメなら気象庁やJAMSTECも船は使えませんね。

     ところであなたの言う「商船構造」と「軍艦構造」の定義が不明確なので提示願えますか?どうも私の知らない基準をご存知のようなので。

    >構造、設備などは、商船として認められるものでなければならないからいちゃもんがついたわけでしょう。

     違いますよ。何ゆえ商船に航空機用のタカンに変わるものが必要ですか?船舶伝送装置は測量船に積んでいるものと同じですが?どうして巡視船につむ時にいちゃもんを言ってきたのでしょうね?

     参考までに平成6年まで、ポートステートコントロール(PSC)は海事局と海上保安庁がともに行う権限を持っていたのに、海保から奪い去ったのが、海事局だったってのは新聞記事にすらなってますけど?まさか、平成5年の「アジア・太平洋地域のPSCに関する覚書」で海事局に一任したなどと信じているわけではありますまいな?

    >そもそも防弾構造に関しては、職員の安全に関わることであるので、どこにどのような防弾をしているか、海保は公式には発表していないはずです。

     そりゃ警備救難部の警備課か装備技術部の船舶課に文句言ってください。

    >そもそもの防弾構造の目的を考えれば、PSに関しては、それなりの効果を得たのではいえるのではないでしょうか。何故PSに負傷者がでなかったか、それは運が良かっただけといえるのでしょうか。

     あのですね、海外の同種の船艇はFRP艇ですら、NATO弾に耐えるのが普通です。USCGの沿岸域警備艇の代船建造時にこれが問題になったことがあるのですが?

    >#防弾ガラスは、構造上、被弾すればヒビははいるのでは。

     きちんと読まれましたか?「あれは小銃弾対応ではない」と言っているのです。せいぜい拳銃弾対応の安い代物だと言っているのです。

    RNR

  16. 15>
    タカンの件は、私の誤解だったようで、安全法の範疇の問題でイチャモンがついたわけではないとのことですね。失礼しました。
    それで結局、RNRさんは、巡視船は商船構造では無いとおっしゃりたいのでしょうか?私の理解では、巡視船も気象観測船も、JAMSTECの調査船も、公船ではありますが、商船のカテゴリーに入れられ、そのような検査を受けているものと理解しておりますが、間違っていますか。
    そりゃ、海洋観測機材はJGの検査対象にはならんでしょうな。
    防弾構造についてですが、私の知っている範囲においても、RNRさんの巡視船の防弾装備に関する記載は、事実に相違する部分がございます。ただ、当局の方針においても、このような人命に関わる設備の詳細については、公開しないとのことですし、このような場で、巡視船のどの部分にどのような防弾装備をしているかなどという情報を、公開するのは、それを知り得る立場にあるならば、はなはだ問題があるかろ思います。よって、この件に関しては、これ以上の記述は避けさせていただきます。一言付け加えるなら、当時、最新の防弾構造であれば、相当真面目にやっているはずですよ。
    兄弟船

  17. >私の理解では、巡視船も気象観測船も、JAMSTECの調査船も、公船ではありますが、商船のカテゴリーに入れられ、そのような検査を受けているものと理解しておりますが、間違っていますか。

     違うでしょうね。「準拠」はしていてもかなり違いますから。官船ということでお目こぼししていただいている部分は多いので。だいたい検査機関自体が「格付け機関」と化しているんですから。何を期待されておられるのですか?

     たとえば保安大の「こじま」は毎年USCGとの訓練やりますから、あっちの5Wトランシーバーを持っているんですが、MOPASにいた時に同じ機種を採用しようとしたら「2Wに出力を下げろ」と言われました。おかげでわざわざ金を払って能力を落としています。本当にJGやNKが厳正な検査なんかしたらたぶん、8割方の船は何らかの不備を指摘されるでしょうね。

    >そりゃ、海洋観測機材はJGの検査対象にはならんでしょうな。

     観測機材を吊り下げるAフレームやウインドラス、サイドスキャンソナーは対象になるんですがね。そんなもの持ってる商船がいますか?海洋調査会社が同じ物買っても、輸入品だと検査に通らないこともありますよ。

    >一言付け加えるなら、当時、最新の防弾構造であれば、相当真面目にやっているはずですよ。

     すみませんが装備技術部でも試験センターでも十分になぞできませんよ。やってりゃ何らかの形で技報に載りますから。研究職がいるといったって、十分な設計なんかさせてもらえませんよ。どうせ上役連中は国土交通省からの人間ですし。だからNATO弾どころかAKの弾すら抜けたんですよ?Cal.50なんかとてもとても・・・だから海保の船艇って似たようなものすら、海外では使われてないでしょ?なぜなら「国際市場で売れない」んですよ。
     
    RNR

  18. 元の質問からどんどん離れていっているようで、恐縮なのですが、

    17>違うでしょうね。「準拠」はしていてもかなり違いますから。官船ということでお目こぼししていただいている部分は多いので。だいたい検査機関自体が「格付け機関」と化しているんですから。何を期待されておられるのですか?

    別に何か期待しているわけではありませんが、巡視船等の公船の場合、何かと特例措置を受けていることは私も知っております。その特例を重視して、商船と違うとおしゃるなら、そういう考え方もあるかも知れません。ただ、特例はあったとしても基本的には、一般商船と同様の検査に合格するための構造を持っている必要があるという点において、軍艦と同様の構造ではなく商船のカテゴリーに入る構造ではないですかといっているだけなのですが。特例も検査に合格させねばならないから特例を設けるわけでしょ。
    RNRさんの分類だと、軍艦、官船、商船の3カテゴリーに分けられるということなのでしょうか?私は、軍艦、商船の2カテゴリーに分類するのが普通だと理解しておりましたが。

    17>すみませんが装備技術部でも試験センターでも十分になぞできませんよ。やってりゃ何らかの形で技報に載りますから。研究職がいるといったって、十分な設計なんかさせてもらえませんよ。どうせ上役連中は国土交通省からの人間ですし。

    そりゃ、いくら部内限りとは言え、不特定多数の人間が見ることが可能な技報にそんな大事なことは載せないでしょう。とにかく憶測でこういったことを断言されるのは、どうかと思いますし、かといって事実であっても、職務上知り得る秘密を公の場に書かれるのは、いかがかと思いますよ。
    兄弟船

  19. >軍艦と同様の構造ではなく商船のカテゴリーに入る構造ではないですかといっているだけなのですが。特例も検査に合格させねばならないから特例を設けるわけでしょ。

     違います。ならJGとNKを分ける必要性がないでしょう?もっと言うなら同じ船級協会でもNKは通るのにABSは通らないってのもあるんですが?念の為に言っておきますが、同じ商船ですからね。少なくとも各船級協会の検査状況を確認してからにしてもらえませんかね?

    >RNRさんの分類だと、軍艦、官船、商船の3カテゴリーに分けられるということなのでしょうか?私は、軍艦、商船の2カテゴリーに分類するのが普通だと理解しておりましたが。

     その通りです。もっと言うなら漁船と小型船舶も分けるべきです。漁船設備規程を商船が満たしているのですか?

    >そりゃ、いくら部内限りとは言え、不特定多数の人間が見ることが可能な技報にそんな大事なことは載せないでしょう。

     ま、「海上警備」や「海上防災」をお読みになっておられないのなら理解できないでしょうね。

    >とにかく憶測でこういったことを断言されるのは、どうかと思いますし、かといって事実であっても、職務上知り得る秘密を公の場に書かれるのは、いかがかと思いますよ。

     否認するのも黙認するのも秘密の公開だと思うけど?どちらにせよ存在を認めているんですから。別にあなたに心配されなくとも結構です。憶測と言われるならあなたのソースを開示したらどうです?私に言わせれば、憶測でものを言っておられるのはあなたのように思えるのですが?
    RNR

  20. >違います。ならJGとNKを分ける必要性がないでしょう?もっと言うなら同じ船級協会でもNKは通るのにABSは通らないってのもあるんですが?念の為に言っておきますが、同じ商船ですからね。少なくとも各船級協会の検査状況を確認してからにしてもらえませんかね?

    船級が違えば、基準が違うのは、存じております。
    この例を持って、RNRさんが何をおっしゃりたいのかが、良く判らないのですが、
    船級協会による基準の違いが、商船構造に関する定義とどう関係するのでしょうか。またJGとNKは別の基準で検査をしていますが、別にJG船は、公船に限っているわけでもなく、今となっては、少数ですが、一般商船にもJG船はあるでしょう。
    また、漁船や小型船は、また別の基準が課せられていることも承知しております。この点、つっこまれるんじゃないかと思っていました。

    >「海上警備」や「海上防災」をお読みになっておられないのなら理解できないでしょうね
    「海上警備」は、私も一時期定期購読しておりました。
    防弾構造について、所掌の部署は、それはそれは、センシティブな取り扱いをしているはずです。また担当されていた方の名誉のためにも、RNRさんが想像しているよりは、ずっと真面目な検討が行われたはずであろうことは、ここに記したいと思います。
    確かにソースを明らかにすれば、RNRさんに納得していただけるような話だと思っていますが、とてもじゃないですが、このような場でできるような話ではありません。正直言って、私としては、このような場で書き得るギリギリの線で書いているつもりです。その点において、あえて曖昧な表現にせざるおえないことについては、お詫びいたしますが、RNRさんとは、おそらくかなり近い業界にいると思いますので、この辺のニュアンスを汲んでくださると有難いです。

    兄弟船


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