３インチはきつそうですが５インチなら擾乱効果も合わせれば、何等かの意味が出ることはあるでしょう。
　ただ、撃墜できるかどうかは水柱が消える前にミサイルが突っ込んでくれる事が必要で、針路真正面に、タイミングよく着弾しないといけません。つまりピンポイントで狙う必要があります。
　もしも門数が多ければ、真正面近辺を狙って放てば、水柱の壁を作って擾乱効果を期待することも出来ますが、昨今の艦砲は１門か２門が普通ですし、５インチ級ですと毎秒１発以下ですから速射で壁を作るのも難しいでしょう。
　また大戦時の艦砲のように時限信管ならば、タイマーセットのミス等を考えると水柱ねらいで斉射というのも手立てですが、昨今は近接信管ですのでかえって照準難度は水柱狙いの方が高いでしょう。
　また海面状況次第では水柱の大きさや向きも変化しますし、距離（落角や速度）と波の角度次第で砲弾は海面で跳ねますので水柱を計算しきるのも至難でしょう。
　また、敵ミサイルがさっさとポップアップしたり旋回コースを取ったりせず、また操縦安定性が悪く強度も無ければエンジンは簡単にストールすると信じ込めるだけの根拠も、あまり無いでしょうから、ピンポイントで水柱を立てられたとしても、それが効力を発揮できるかどうかは未知数です。
　よって、普通に狙ったほうがマシでしょうね。
ＳＵＤＯ

今の艦艇の射撃装置では、水柱を立てるようには、出来ておらずそんな精度で水柱を立てるのは、無理です。水柱を立てるには、ミサイルにロックしたのを外して手動でそれも勘でねらわなくてはならず非常に困難です。
（システムは、弾を当てるようにできてるんですから）
516

SUDOさん、516さん、ありがとうございます。
確かに、WWIIのハリネズミみたいに高角砲を搭載した艦船が、500km/h程度で飛ぶ艦攻等を追っ払う位なら出来るでしょうけど、高速で飛翔する対艦ミサイル相手に、2門程度の艦載砲で、かつマニュアル照準では効果なさそうですね。
キリン