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今、満州に侵攻したソ連について調べているんけど、地上部隊については資料があるんですが、航空部隊については今のところ聞いたことがありません。なので航空部隊は参加していたのか教えてください。できれば機種など。まさか数百万もの地上部隊が、いくら日本軍の戦力が劣っているとはいえ航空支援もなしに侵攻するとは思えないので。また日本軍航空部隊と空戦などといった戦闘はあったんでしょうか?たとえば、地上部隊に奮闘していた四式戦や一式戦に対して。よろしくお願いします。 じいちゃんは上等兵 |
- この方面でのソ連空軍の作戦は、偵察、直協、戦術爆撃、前進する地上部隊への補給を専らにしているようで、戦闘機も配備されていましたが積極的に制空権を奪取しようという動きではなかったようです。
片
- 新人物往来社の「満州国最後の日」には、1個航空軍(約1,000機)が参加し、機種は主にYak、IL-2。日本航空部隊との直接戦闘は発生しなかったと記載されています。また同書には「ソ連軍は日本航空部隊を過大評価し、恐れていた感がある」とも書いています。
どーら
- 独ソ戦中でさえ極東ソ連軍は3,000〜4,000機を維持していましたが、ドイツ降伏後に更に1,400機が輸送され、開戦時は32個師団基幹の5,171機、日ソの航空機格差は1対26に達していました。戦闘序列は、
ザバイカル方面軍直轄
◎第12航空軍
第6爆撃飛行軍団(第326・334爆撃飛行師団)、第7爆撃飛行軍団(第113・
179爆撃飛行師団)、第30・247爆撃飛行師団、第248・316襲撃飛行師団、第190・245・246戦闘飛行師団、第21親衛輸送飛行師団、第54輸送飛行師団、第12偵察飛行連隊、第541爆撃飛行連隊、第257輸送飛行連隊、第23独立重爆撃連隊
◎ザバイカル防空軍
第297駆逐飛行師団、他に高射砲師団が3個
第1極東方面軍直轄
◎第9航空軍
第19爆撃飛行軍団(第33・55爆撃飛行師団)、第34爆撃飛行師団、第251・252襲撃飛行師団、第32・249・250戦闘飛行師団、第6・799偵察飛行連隊、第464偵察補正飛行連隊、第81衛生飛行連隊、第281輸送飛行連隊
◎沿海防空軍
第11防空軍団(第147駆逐飛行師団、他に高射砲師団が3個)
第2極東方面軍直轄
◎第10航空軍
第18混成飛行軍団(第96襲撃飛行師団、第296戦闘飛行師団)、第83爆撃飛行師団、第128・255混成飛行師団、第253襲撃飛行師団、第29・254戦闘飛行師団、第7偵察飛行連隊、第411偵察補正飛行連隊、第344輸送飛行連隊
◎沿アムール防空軍
第3・15防空軍団(第149駆逐飛行師団、他に高射砲師団が2個)
他に太平洋艦隊に同航空隊
となっています。
バツ
- こんなに詳しく答えていただきありがとうございます。こんなの戦力差があったら勝負になりませんね。実は四式戦がYakやIL-2に対して迎撃したりしていたら性能的に有利そうにみえたので最後に戦果を残せるかなぁと思ったんですけど、無理そうですね。
じいちゃんは上等兵